伊佐資の番組でブログ友tobyさんちの音を聞いて、その音の良さに感心してしまい、さてうちの音はどうだったかしらんと、いつもなら週末にしか鳴らさないメインシステムを月曜だというのに立ち上げて、夜、じっくり聞いてみました。それに、週末は梅雨みたいなじとじと雨だったのが、昨日は実にからっと晴れて、空気も乾燥して、さわやか・涼しくて、玉のアンプに灯をいれてもあじ~っていうこともなかったのでね。
で、FAL+サブウーファーとEARアンプ、CECのトランスポート、MYTEK DAC192 といううちのメイン機器に灯を入れて、夜ごはんもいただきまして、さあ聞きましょう。何を? やっぱりクラッシックかなあというので、バーンスタインのシベリウスの交響曲5番、それとジューリーニのブラームス4番(こちらもVPO)のCDを鳴らしてみました。
ん~あたしのメインシステムの音は、tobyさんの実に端正で純粋でスピードの速い音に比べると、やっぱりちょっと「まったり」ですねえ(笑)。スピードは遅くはないけれど「ゆるめ」、、だけど音場は広くて、色が濃いかなあ。tobyさんちの音は、実に写実的で2Bの鉛筆で精緻に描いてあるような感じでした。だけど、うちは、絵の具の色をぐんと、べったり濃くした、、むしろ油絵みたいな音だなと感じます。そんな音の様子は、特にジュリニーのブラームスを鳴らしているときに顕著で、VPOの切々として音とEARの玉の音が相まって、いや~もう、「べたべた」ですね(笑)。
でもね。やっぱりこれはあたしが好きな音なんだなあ。クラッシックを聞くのだったら、こういう音がいいっていうのが、メインシステムから出てきます。いや、悪くない、、だけども、ジャズはどうか? 聞けないことはないけれど、やっぱりメインシステムでは、若干しっくりこないものがある。ジャズは2階のサブシステム2号、JBL4312とオールドアキュアンプで鳴らすと、これが実にはまります(笑)。
今日聞きたい音楽のジャンルや気分で、1階で聞いたり、2階にいたり、、まあ、こういうのも悪くないですね。
昨日、あたしの大好きなイタリアのジャズピアニスト エンリコ・ピアラネンツィのライブ盤2枚をAmazonで注文しました。
届いたら4312で聞きますよ!