昨日、土曜日の午後、オーディオ道場へ定期訪問に行ってきました。
1時ちょっと前に到着すると、すでに常連さんが3名ほど来ていられて片山マスターと談笑中。マスターによると、今週末から道場始まっていらいの大プロジェクト始動!ということで、今はまだみなさんには秘密ということで、次回オーディオ道場通信にて詳細お知らせいたしますが、あっと驚く展開なりますねえ、これは、、乞うご期待なのであります!
さて、昨日は、道場のメインシステム2種の音をじっくり聞かせていただきました。
先ずは、こちらのシステム。って言っても一体どれが鳴っているのかわからないけれど、数個のスピカ―をパラって2個の真空管シングルアンプでドライブするものだけど、、この音がすごかった! いや、すごいというと、音がでかいとか、重低音とかそういうふうに受け止められがちだけど、そうぢゃない、、
もちろん、音量はでかいです! これだけのスペースに音が浸透しなくちゃいけないから、当然大きくなるけれど、「特等席」に座ってきいていると、ちょうどよいボリュームであります。そして、音全体がナチュナル極まりない、、特にクラッシック、弦の音が自然で本当に美しい響き。オケなどは、楽器の音がかちっと分離するのだけど、、これも実に美しく溶け合います、、ああうっとり、、しかし、バスや打楽器の音は、立ち上がりがものすごくはやく、実にしまって、緩めのところがまったくない、低音、、これもすごい、、
インバル指揮のマーラー4番の4楽章をいつも聴かせてもらうのだけど、、ホール一杯にオケが展開して、そうして、ぴたっとソプラノが定位して、いや、これは、本当にホールで生オケを聞いてるみたい!
そうしてピアノの澄んだ、ちょっと冷たいような、美音は、いやこれはもう絶品!
一方、スタジオで電気的にいじくった盤は、そういう音がはっきり出てくる、、録音の違いがはっきりくっきり分かりますねえ、、
なにしろ、先回聞いた音に比べて、今の音(2週間ほどしかたってないけれど)さらに進化している。 マスター、なんでこれだけ変わったのですかと聞くと、玉の交換とかいろいろやった結果タイ!と実にうれしそう、、いや、この空間で、これだけ美しく音が溶け合う・響合うようチューニングするは大変だったでしょ~と聞くと、そうタイ、音出しならが、あっちで聞いた、こっちで耳澄ましたり、そりゃ大変だったバイ!と片山マスターが説明してくれました。
さて、もう一方のこちらのシステム。これもJBLやらヴァイタボックスやら、各種ユニットをパラって、MC240とMC275で、主にアナログを鳴らすシステム、、新たにK社のトランスを導入したことで、音がものすごく良くなっということで聞かせてもらいます。
ジャズボーカル、ビオラガンバ、フュージョンなどなどを結構な音量で聞かせてもらったのだけど、全て納得できる音だったけれど、特にジャズのピアノ音は絶品! 艶とコクと音色というか、もう気持ちの良い音でした。ちょっとだけスチューダーのD730で、ビルエバンスのトリオを聞かせてもらったけれど、いや、なんでこのCDPが今でも人気があるか、分かります。音がぶっとくて、ノイズのしないアナログみたいな音調なんですねえ、、ベースの音なんかこん棒みたいな音で出るものなあ、、
さて、このとおり、道場のメインシステムは、あたしらオディオファンをうならせるほどのものでした。しかも、今後、アンプその他を良くすることで、さらに進化させていくということで、マスターは意気軒高でありました。、
また、あたしも常連のみなさんとも、フルレンジがいいですねえという話題で盛り上がって、近くフルレンジを聞く会をやりましょうなんて進み行きなりました(笑)。
まだまだ道場までのアクセスは決し良いとは言えないけれど、今の道場の音は、ちょっとがんばって聞きに行く価値は十分あると断言できますよ!
さて、今週末から動き出す「道場大プロジェクト」、、詳しくは、次回のオーディオ道場通信で、、