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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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あたしもスティーブ・キューンが好きだったんだ、、

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先週末、伊佐資さんの番組「すみません、お宅のオーディオ、ナマ録させてください。」(長い!)を聞いていたら、本邦最高のジャズピアニスト・スティーブ・キューンのコンプリートコレクターである茂木亮さん宅へお邪魔した回が放送されていた、、

 

内容はこちら(HPより):

 

8月11日/茂木亮さんの「ジャズ部屋」
 スティーブ・キューンのコレクター、そして人気番組「ターンテーブルの夜」でもおなじみのヴォーカル・ファン、茂木亮さんのプライベート・ルームを東京都三鷹市に訪ねました。そこはレコード、CD、書籍・雑誌・ポスターであふれる「ジャズだらけの部屋」。大学時代にそろえた再生装置で静かに音楽を楽しんでいる小音量派の茂木さんのリスニング・スタイルをご紹介します。[再放送=18日]
<茂木さんのオーディオ・システム>
・アナログ・プレーヤー:Victor QL-F55
・カートリッジ:Goldring Elektra
・CDプレーヤー:MARANTZ SA8005
・プリメインアンプ:DENON PMA-1500RE
・スピーカー:BOSE101

 

聞いていて、キューン氏の作品が主にアナログでかかったのだけど、なつかしかったなあ、、一時期、彼のピアノを傾聴していた時期があったのでした。あれは、小学校からの親友M君が、14、5年前、キ氏がECMに録音した「リメンバリングツモーローがよかよ~!」とCDを貸してくれたのがはじまりでした。

 

ちょうど、そのころ、あたしが大好きだった(今でも好きだけど)パットメセニーが、がんがんECMに録音していて、彼のCDとかも買っていたのでしたが、キ氏も、同時期、ECMで作品を出していたのでした。

 

キ氏のECM盤は、なんというか、ちょっと前衛風というか、ふつ~のジャズとは違う、広がりのある世界観を提示するような感じの、もちろんECMが録音するのだから、ヨーロッパ系の「ジャズ」であって、ちょっと思索的な感じで、こ~あたしの好みなのでした、、

 

で、さらにいくつかキ氏の盤を入手するのだけど、例えば:

 

 

などなどを今も所有しておりますが、、やっぱりECMに録音してキ氏の作品というのは、いつ聞いても、どこから連れていかれるようなトリップ感があって、い~です。

 

でもね、あたしが、一番好きなのは、これかな、、

ゲーリー・マクファーランドと組んだ「10月組曲」 "The October Suites"なんですね。これは、弦楽との絡みもあって、なんというか、聴いていてとても落ち着いてくる、、あたかも都会の秋の週末みたいな感じの、、なんとなく聞いてしまうけれど、聴いた後は、結構充実感があったりして、とても良いです。 66年の録音で、上のECM盤よりずっと古いものだけど、、なんか、こ~いいんですよね、、

 

ということで、茂木さんちのオディオでかけたキ氏の曲を放送を通じて聞いたのだけど、、ラインアップを見ると、ふつ~の機器ですね。

レコードコレクションがメインで、オーディオにはお金かけられないということなんだろうとけれど(笑)。

 

しかし、放送から聞けた音は、なかなか良かった。スピーカーは、BOSEの101っていう、みなさんご存知の小型スピーカーなんだけど、いやいや、実に太くてクリアーで、ジャズっていう感じの音でした。音だけ聞けば、もっとデカイシステムで鳴らしていると思ってしまうぐらい、良い音でした!

 

番組の中で、伊佐資さんが、最近、キ氏がスティーブ・スワローとジョイ・バローンと入れた盤は、非常に良かったですね~と言われたのを、あたしは聞き逃さなかったのでした(笑)。ということで、キ氏が近年、上のメンバーと録音したECM盤2枚を注文しちまいました。その事については、また追って、、

 

しかし、ひさしぶりにジャズのCDを注文したなあ、、

 

 

 


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