土曜日もおやすみをとってので連休。何をやりましたか? はい、あたしはもちろんオディオやりましたよっ!
土曜日は朝から、2階サブ部屋に置いてあって、使ってない機器を実家にもっていきました。職場の軽トラを持ってきて、積み込んで、いや、もう大変な重労働!
土曜日は結構涼しくなったのだけども、やっぱり大汗かきました。
実家をひさしぶりにおそうじして、FALのSPはすでにこっちにもってきてあるから、ちょっと配線などして、、お昼前まで、こちらで作業。 台風で、お盆に来ることができなかったので、お仏壇にお線香とかあげて、帰宅途中、ご先祖様のお墓にお参りしました。ちょいと涼しくなって、そういえばもうすぐ9月だもんな、、秋がちょっと近づいてるなあ~なんて思いました。
さて、帰宅してからは、2階サブ部屋の片付けであります。ひっさしぶりにYAMAHAのスピーカーをSATRIのAMP-KUMAMOTOで鳴らしてみましょう。んでもって、ちょっと前、オディオ道場から借りてきたSATRIの最新CAPシリーズのフォノイコライザーを、いよいよ試してみることにしました。
という訳で、また大汗かいて、サブ部屋も整理して、こんな状態に。タオルかけてみえないけれど、右手ラックには、30年ほど前のアキュのシリーズ。そして、左手には、AMP-KUMAMOTO(AMPK)などSATRI機器を置いております。
久し振りにYAMAHAのNS-100(百です)を取り出してきました。こいつをAMPKに接続しまして、鳴らしていきます。
先ずは、金曜日に到着したスティーブ・キューントリオのCDを聞いてみます。ん~、このCD録音レベルがえらく低い(ということはダイナミックレンジを広くとったということか)ので、アンプのボリュームを12時ごろまで、ぐんとあげてちょうどよい音量。AMPKのボリュームをここまで上げるのは珍しい。やっぱりECMの録音は、録音ちょっとクラッシック傾向なのかな、、
ひさしぶりに鳴らしたNS-100だけど、これまでラックのブロックとしてつかっていたので、果たして音が出るかどうかが心配だったのだけど、ちゃんと鳴りましたね、、2時間ほど、鳴らしこみます。アンプもあったまって、だんだんと音がこなれてきます。
デノンのCDPをAMPKの直接つないでNS-100を鳴らしたときの音は、なんというか、実に端正かつ真面目(笑)。低音から高音までしっかりバランスよく出るし、、普通に聞いててなんら問題の無い音、、スティーブキューントリオの後に、その辺にあったレッドガーランドのCDを回してみます。ああ、これは良い、アンプのボリューム位置は9時ぐらで、ちょうどよい音量、中音量という感じでしょうか、、
とってもなめらか、、エッジがとがったところがなくて、下から上までちゃんと出てますね。しかもAMPKの特徴である、中高域の美しさ、、ん~、NS-100、久しぶりに聞いたけれど、全く悪くないですね。
ということで、ここで一旦休憩、お昼をいただきまして、しばしゆっくり、、
さて、午後からいよいよ、まだ聞いてなかったSATRIの最新フォノイコライザーを聞いてみます。詳細については、すでにネットで多くの情報が出てるので、そちらを見ていただくことにして、実際に使ってみますね。
さて、CAPシリーズは、AMPKから始まる、SATRI新時代のアイテムの一つとのこと。アパートみたいな狭き環境でも、音量はある程度でも、情報量をあげることで音楽を存分に楽しむことができるようにする==というのが設計者 ナガイさんのコンセプト。今回、おかしいただいたのは、2種あるうちの、シンプルバージョン CAP-1002。もうひとつ、機能てんこ盛りバージョンのCAP-1004てのもあるのだけど、こちらは、マニアックにアナログを極めたい人向けですね。https://www.exclusive-audio.jp/shop/products/detail.php?product_id=589
ということで、1002を使ってみます。
箱から取り出しますと、なんと、専用のソフトケースの中におさまっております。そろそろと、取り出しますと、、ああ、なんて軽い!
電源は、パソコンのUSBから取るのですね。ちょうどSURFACEでYOUTUBEで落語とか聞きながら作業するので、こちらのUSBから電源を取ります。しっかし、軽いなあ! いつも、でっかいアンプ機器ばかり普通に使っているので、これだけ軽いといいすね~。
土曜日もおもった~いアンプとかを実家に運んだのですけど、いや~歳ですね、、重たさが身に沁みますよ~。
しかし、このフォノイコは軽いのでした。あまりに軽いので、ちょっと不安になっちまうのも、重たい機材になれたオディオ馬鹿一代の癖でありますね(笑)。
で、プレイヤーは、テクニクスのSL1200MK3 であります。デノンのDL-103を付けております。レベル、針圧など調整して、1002に接続。いや~軽い、、アウトプットをAMPKに直接接続します。
で、準備完了。何をならしますか、、道場でCAPシリーズのアンプとこのフォノイコで、この盤を鳴らしていましたので、先ずはこれを鳴らしてみることに、、
いや、道場はパラゴン、こちらは、NS-100で、も~なんというか格が全く違うだろ~ということなんですが、なんとこのヤマハの大昔のSPが結構鳴るのですね、、楽器の音がきちんと出て、この盤メインのベースの音もなかなか低いところまで出してきます。ということで、聞きながら爆睡しちまいました。つまり、ぜんぜんきつい音ではないですね。でも、こういうジャズだとなかなか、音質の細かいところまで分からないので、クラッシックをかけてみます。
これですね。 60年代の録音で、モーッアルト。
ああ、いいですよ! 音が実に瑞々しい、、フレッシュですね! 音の鮮度がとても高いですね。弦の音もとてもつややか、、フォルテシモでも破綻しない。しかも、音場が広いし、、よく聞くと、前後感というか、立体感がある、、ん~こりは、、、なかなかすごい!
しかも、驚くのはサーフィスノイズがほとんど聞こえない、、さらにSNがものすごく良いので、音の立ち上がりがものすごく早い、、
ん~、こりは、なんというか、実にフレッシュ、瑞々しい、、全くドライという感じでなくて、ちょっと濡れた感じの音調、、
オーディオ道場の片山マスターが、今回のフォノイコは最高の出来!と言ってたけれど、それは本当でした、、
しかし、う~むこのサイズで、こんなに鮮度が高く瑞々しい音が、、活き活きとAMPKとヤマハの大昔のSPで出てくると、SPをもちょっといいのに変えたらどうなるか、、ちょっとおそろしい(笑)。
1002は、ゲインのHI LOWの切り替えがとても良いですね。DL-103はHiゲイン設定して、聴いたけれど、AMPKとつないでちょうどよい音量になりました。モーッアルトでは、アンプのボリュームは9時から10時ごろで、いい塩梅の音量になりました。
ということで、午後の時間、1002とAMP-KUMAMOTOが大昔のヤマハのスピーカーを実に良い感じで鳴らしてくれました。
今回、フォノイコを聞いたのだけど、同時にあらためて、AMPKの実力が分かりました。いろいろなスピーカーで、このアンプを使って、わかったことは、エネルギーはもちろんあって、たいていのスピーカーを軽々とドライブしてしまうのはもちろんだけども、その中高域の独特の美しさ、、、これは他メーカーのアンプにはない特徴です。マッキンみたいな艶とかコクとというのぢゃなくて、、自然というか、、聞いてていい気持ちになる音の質感と美感、、ん~、このサイズで、この音っていうのは、今回のフォノイコもそうだったけれど、熊本地震以降のSATRIのシリーズは、以前のSATRIとは、ちょっと違うぞという感じ、、、
いや、これは、なかなか素晴らしいフォノイコだと思いました。AMP-KUMAMOTOがお手元にあって、素性の良いスピーカーをならされていて、いよいよアナログを気軽に、だけどいい音で鳴らしたいなあという向きには、お勧めですね、、
こうなると、ひとつ上のバージョンCAP1004と使うとどうなるのか、気になってきました、、