Mバードで昨晩の鈴木さんの「オーディオって音楽だ!」を聞きました。実は同氏、これまで愛用したアヴァロンSPを、導入から1年半で入れ替えたというのである。その要因となったのが、このスピーカー。ソナスファベールのエレクタ・アマトールⅢ。
Mバードのオーディオ連載エッセイで、その事について書いていられるけれども、昨晩の番組ではご自身から、入れ替えに至る経費と、アマトールⅢの音について語ってくれました。
(同氏のアマトールⅢ)
内容は(HPから)
8月22日/我が家のスピーカー、エレクタ・アマトールⅢのこと
オーディオ仲間や業界内でも話題になった鈴木裕氏の自宅スピーカー買い替え。今年6月からソナス・ファベールのエレクタ・アマトールⅢがメイン・スピーカーとしてやってきた。鈴木氏のスピーカーはティールCS-7(22年)Avalonアイドロン(1年半)そしてエレクタ・アマトールⅢと変遷・・・本人曰く「Avalonではやることはすべて尽くして最高の音になった」、だから買い替えたとのこと。すでにこのスピーカーについては各雑誌で4つの記事、そしてコラム「ミュージックバードってオーディオだ」でも書いていますが、そういえば番組では紹介していたなかったなと、改めてお話ししていただきました。
実はあたしも、過去、ソナスのスピーカーは、クレモナ、アマティと使ったのことがあるのでした(大爆笑)。どちらもうまく鳴らせなかったけれど、あのイタリアのSPの存在感は、本当に実に気品にあふれたものでしたねえ。クレモナはそこそこ鳴らせたけれど、アマティは、あの頃のあたしの腕では、うまく鳴らすのは難しかった。結局、その後、マッキンXRTにいくのだけど(大爆笑)。
で、お話を聞いてると、鈴木さんが、このイタリアスピーカーの音に魅了されて、やもたてもたまらず入れ替えたことが伝わってきました。でも、今まで使われていたアヴァロンって、ものすごく高価ではなかったか(中古にしても)、アマトールⅢは現行品だけども、定価は130万。まあ、がんばれば、あたしたちだって買えないことはないプライスですものね、、鈴木さんが、それほど魅了されたスピーカーであれば、いったいどんな音がするんだろうって、気になりますよね。
いろいろ、調べてみると、あるオディオ屋さんの記事では、やはりこのSPについて絶賛。いわく全体的に艶と美にあふれていて、魅惑の中低音、、、クラッシックの再生はいうことない==とべた褒めなのであります。
関連記事とか鈴木さんのブログとか読んでもらうと分かると思うけれど、エレクタアマトールⅢは、ユニットだけぢゃなくて、大理石、木、金属を使ったエンクロージャーと専用スタンド全体を鳴らして、その美麗な音を作っているとのこと。そうすると、基本的なコンセプトは
タンノイのタンベリーとかと同様ということですね。
タンベリーとかタンノイのこのシリーズも、箱を鳴らせて全体の音調をつくる訳だから、イギリスとイタリアの職人の音の理念の違いがスピーカーの音の特性に現れるってことになるのかなあ。
ソナスの音、、、どんな感じだったか、、アマティの音は、いやにキンキンして、うまくコントロースできなかったなあ、クレモナは玉のアンプで鳴らして、それなりになっていたけれど、オケがやっぱり難しかった、、
それにしても、ギンギンのハイファイ路線で歩まれたこられた鈴木さんが、ここへきて、エンクロジャーを鳴らせるという、いわば楽器系のスピーカーに切り替えられたというのは、なんというか、ちょっとあたしがFALからタンノイへ音の好みが移ったことと、ちょっと似てるなあと思いました(笑)。音ぢゃなくて、音楽を楽しみたいんですよね、、基本(笑)。
エレクタアマトールⅢ。機会があれば、いつか聞いてみたいものです。そのときは、アンプがEARだったらなおいいなあ。
このスピーカー、、EARアンプとの相性が実によさそうなので(笑)。