昨日午後、仕事で久しぶりに熊本市に行きました。
近隣の町々は、昨日から学校が再開して始業式があったみたいで、ひっさしぶりに小学生のみんながあちこちで元気よく、動いていて、ちょっと日常がもどってきたなあと思っていたのだけど、、市内に入ってくると、車の数も歩いている人の数も、ぐっと少なくなってきて、街中なのに車がすいすい進む。
いつもなら1時間以上かかる目的地まで、なんと40分ほどで到着。帰りも、やはり交通量が極端に少なくて、すいすいで、やはり40分ぐらいで帰宅。 こんな状況は初めてでした。熊本市は、政令指定都市で熊本県から独立したガバメントなので、コロナ対策も、けっこうまだ緩い感じの県から比べると、極めてストリクトにやっていて、学校もGW明けまで休校。一方、来週からは、県下の学校は全面的に再開されて、こどもたちやそれにかかわる大人の移動も活発になっていくのではないでしょうか。 こうなると、来週からは、さらに感染予防に努めないといけないなあと思っています。
さて、このところ、廉価アンプやら、大昔の機器でもって、音楽を聞いて、いい音とか、まったく悪くないとか、ハイエンドみたいな音とか、連呼しているのだけど、、いろいろやってみて、そうあたしが思うのだからしようがないので勘弁してほしいのだけど(笑)。
長いオディオ人生、もちろんこれからも続いていくんだろうけれど(笑)。けっこう、いろいろやった~!けっこうお金も使ったりした、、
いわゆるハイエンド機器もいろいろ使った、、んでもって、今のシステムに落ち着いてきているのだけど(畏友N君は、これからも変わるに違いないと言ってるのだけど)、、そんな、オディオ馬鹿一代30年の経験からわかったことは、どんな高価な機器を入れたとしても、必ずどこかに不満が出てくる==ということでした。いや、むしろ機器がハイエンドにエスカレートしていくほどに、自分の理想とする音と現実の音が離れていったという現実もありました。
でも、一方、その不満を解消するために、いろいろやって、音が変わるのに一喜一憂したのがオディオ馬鹿一代の喜びということでもあったのでした。そういうオディオのあれこれは一切は、楽しかったなあ!まったく後悔はしておりません(きっぱり)。
でも、オディオ馬鹿一代のあたしは、年季がはいってくると、ある程度の機器で、いい音で音楽を楽しむってことは、まったく可能だっていうことがわかりました。それこそ、SATRI MORPUESとTEACのS-300スピーカー(どちらも30年選手だよ)の、なんともつややかな音は、他の機器では絶対に出ないもの、、で、昨日ご紹介したデノンのプリメインとALR-ジョーダンの実に品の好い音、、これは、どんなハイエンドにも出せない音、、そんなことが実感としてわかってきました。
つまり、「あたしのいい音の定義」っていうのは、システムの違いはあれ(システムの価格の違いはあれ)、あたしが(つまりあたしの主観でもって)、いい音だな、好きだなあ、ここちよいなあ~と感じるのが、いい音っていうことなんだと、今思っております。
SATRIのバッテリー駆動の最新のフォノイコCAP-1004が、予想をはるかに超えて良い音でアナログを聞かせてくれるので、SPU#1でもって手持ちのLPを良く聞いてます。CDとは明らかに音の様子が違う、、CDよりずっと気持ちの良い感触がありますね、、ここちよい。
CDだって、トランポート、DACそれぞれにクロックを入れているので、結構よい音で音楽が楽しめるようになっています。
なにしろ、音楽を聞くのに、電源をいくつも入れるようなことは、実におっくうになってきた。だから、セッティングじゃ、なんじゃかんじゃ~っていう手続きが煩雑なPCオーディオ(ファイル再生)っていうのは、ほとんどやらなくなってしまった。CDもたくさんあるし、アナログもたくさんあるし、どちらも個人的に満足できるレベルで聞けるようになったのだから、いろいろもう難しいことはやらなくてもいいかなと感じています。
実家のオディオは、ご存じのとおり、故ひらかわさんのお手製パラゴン。これも、なかなか良いのです。まったくハイファイではないのだけど、
CDに入ってる音楽を、じょうずにブレンドさせて、ホールで音楽が鳴っているような感じに鳴らしてくれる、、アンプだった、SATRIの大昔のプリアンプで、CDPはケンウッドのDRIVE機能がついた大昔のCDPなんですが、、まったく悪くない、、
なにかこう、すでにオディオ好々爺っていう感じで、どんな音でも、あ~よかばい よかばい、なんでんよかよか、、ていうような、感じになっちまったのかもしれないけれど、なにしろ、そう感じてしまうからしようがないです(笑)。
そんなことを音もだちと話をしていたら、それぢゃにっしのさ~ん、これからオディオどうすんの?って聞かれたので、う~んと考えたら、ちょっとやりたいこともあるのです、、
大昔のBBCモニターの音を、それこそ大昔のQUADのアンプで聞いてみたいなあと思っています。それとか、やっぱりタンノイのⅢLZとかも聞いてみたい。そういう、大昔のこじんまりした、でも実力のある機器で、いまいちど、じっくり音楽を聞いてみたいなあと思います。でかい機器は、もういらないなあ、なにしろ部屋が狭いから、、
さて、今日はどのセットで聞きましょうか、、どれで聞いても、それなりにしあわせになれますね、、
それが一番良いです(笑)。