2年ほど前、自分へのお年玉とか言って、バーンスタィンがウィーンフィルと80年代に録音したベートベン交響曲全集のハイレゾファイルをEONKYOでダウンロードしたのでした。
で、そのファイルをSONYのHDDプレイヤーとかPCで、何回か聞いたのだけど、192KHZのハイレゾだから、さぞかし音が良いだろうと期待していたのだけど、なんか、それほどでもなかったのでした、、当時はFALのSPだったから、音の細かい違うは明確に伝わったと思うのだけど、、
この全集は、1980年のステレオ芸術の大賞を取った名盤の誉の高いものであるから、相当期待してたのだけど、、それ以降、まったく聞いてなかったのでした。
んでもって、この9番のCDなんだけど、、これは図書館にあったので、CDぢゃ大したことはないだろうけれど、まあ聞いてみるかあと借りてきたのでした。
で、聞いた、、
あれ、あれれ! ハイレゾより、音がしっかりしているというか、バーンスタィンの演奏の熱というか、ウィーンフィルの美麗な音とか、、そういうのが、ハイレゾファイルより、ずっとしっかり伝わってきておどろいた、、
演奏がいいですね。音が活き活きとして、ずんずんと前進していって、それでもって、スローな部分は、ウィーンフィルのしたたり落ちるような美音にうっとりしてしまう、、、バーンスタィンは晩年、テンポが激ゆるになって、それはそれで味があるのだけれど、このベートベンの活力はすごい! 結局最後まで聞いてしまいました、、 これはすばらしいベートベン。これが大賞をとった訳がわかりました。
しかし、、ハイレゾよりCDの方が、いいなあとあたしは思うなあ、、ハイレゾみたく面倒ぢゃないし、音質も悪くないし、、
こうなったら、このベートベン全集CDで買っちまおう!