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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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モーッアルト 「魔笛」を聞いていく、、

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同じく九州在住で玉のアンプと自作のスピーカーでクラッシックを聞かれているブロガーの方の記事が大変面白くて、いつも拝読させていただいております。

 

 

この方は、モーッアルトの「魔笛」を聞いた人生が変わったとのことで、この作品を溺愛されていられて、ブログでも、頻繁にこのオペラのことが話題になります。つい先日も、「魔笛」について文章をしたためられて、あたしは大変に感銘を受けたものだから、自分もしっかり、この作品を聞いてみようと思ったのでした。

 

で、先ずは近くの図書館に行って、「魔笛」のCDを借りてきた。 ショルテイがウィーンフィルと1969年に録音したもので、評価は非常に高い盤。

 

そして、前に購入したアバドのオペラボックスの中を探してみたら、あったあった。2005年にアバドがGマーラーオーケストラと録音した盤。

 

この2種のCDをしっかり聞いてみることにしました。

 

先ずはショルテイ盤。う~ん、オケが鳴ってますね。きびきびとした演奏。歌手の方も立派、、とは言え、勉強不足のため、それ以上のことが言えない(笑)。3枚聞き通した。やっぱりモーッアルト、なにしろ美しい歌が満載で、聞きこんでいけば、確かに、これは、はまるなあ。

 

さて、次のアバド盤。ああ、アバドどだなあと感じる演奏。細かいの音の動きまで、活き活きと血が通っています。リズムもはっきり、かろやかに動いて、おどろくのは、すべての楽器が同じリズムにのってスウィングしていること、、オケの精度がすごく高くて、指揮者の棒にぴったりつけて演奏していることがわかります。ショルテイ盤に比べると、一聴、こじんまりした感じに聞けるけれど、あたしアバド盤の方が好みかな、、

 

ショルテイ盤はすごく劇的、、アバド盤はよりヒューマニステックというか、、もっと生気にあふれるというか、、音楽が呼吸しているというか、、

 

もちろんショルテイ盤が69年、アバド盤は2005年と録音機材・技術とかの違うはあると思うけれども、アバド盤は微細な音のうごきまで聞き取れる、、、う~ん両盤とも、もっと聞きこんでいきます。

 

上のブロガーの方が一押しのウィリアム・クリスティ盤。そして、こちらも評価の高いハインティンク盤も昨日注文。しばらくは、モーッアルトのオペラを聞いていきます。

 

ところで、モーッアルトのオペラをエレクタⅢはとても良く鳴らしてくれます。やっぱり声の再生は、噂にたがわすソナスファーベル、、相性が大変良いです。

 

しかし、ショルテイ盤を再生中、どうしても音が固く感じられるときがあって、録音のせいかとも考えたのだけど、いい機会だからと、アンプとDACの電源ケーブルを交換したり、電源回りの調整をしてみたのです、、、

 

たしかに音は変わるのだけど、なんだか全体が眠たいぼけたような感じになって、音楽から生気が感じられなくなった。2日ほど、鳴らしたけれど、改善されないので、また、インフラノイズの電源ケーブルにもどして、音を出した途端、ああ!この音、この音です! 

 

音全体の鮮度と美しい響がど~んともどってきました(笑)。今まで、ずっとパワーリベラメンテがデフォルトになっていて、他のケーブルと交換して、聞き比べてしたことがなかったのだけど、これだけ音楽の表情が違うと、いや、まるで昼と夜だわ(笑)。DAC-1の電源ケーブルも付属品にもどしてみると、、ああ、やっぱりこちらの方が自然な音、、

 

ということで、もういちどケーブル類をもとにもどしたところで、またエレクタⅢのポジションを調整したところ、前とは全く違う、柔らかな肌触りのある音が出てきました。ショルテイ盤をかけても、ちょっともうるさくなく、、エッジイな部分もなくなった、、、実に不思議であります。

 

オーディオは、何やらわからんけれど、音が良くなることがある、、

理由はわからないけれど、オペラが楽しく聞けるようになりました。

 

これからモーッアルトのオペラを少しずつ聞いていきましょう。

 

上のブロガーさん曰く「モーッアルトの音楽を知らない人生は、あまりにももったいない」、、

確かにそう思います(笑)。

 

 

 

 

 


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