木曜日の夜、ミュージックバードで鈴木裕さんの番組「オーディオって音楽だ」を聞く。
ゲストはファンドメンタル(元ソウルノート)の鈴木社長。この方は、アンプの設計・製造の他にギタリストとしてもすごくって、あたしもギター弾くのでよくわかるけれど、いやはやすばらしいギター、、。
番組では、鈴木さんの最新ギターアルバムとファンドメンタル社の新製品=プリメインアンプのPA10のご紹介でした。
最新アルバムもすばらしい演奏、、いやいや、あたしは、こんなにうまく絶対に弾けないなあ(笑)。
内容(HPから)*
7月23日/ファンダメンタルの新インテグレーテッドアンプPA10とニコギのニュー・アルバム
会社設立10周年のファンダメンタルが新製品PA10を発表しました。今度はインテグレーテッド・アンプです。ゲストに同社代表の鈴木哲さんを迎えお話しを伺います。もうひとつは鈴木哲さんがアコギを弾くツイン・ギター・ユニットNicogi(ニコギ)の話。サードCD「蜃気楼」が4月にリリースされているので、たっぷりと聴かせていただきました。(鈴木)
(これがPA10)
あたしも最近、アキュフェーズのプリメインを入れたので、ファンドメンタルも同様かあとちょっと驚いたのだけど、
音質には妥協しないけれど、もっとシンプルに音楽を楽しみたいという方のために作った。でも、プリメインだからっていって、一切妥協はしなかった。音質もセパレートに比して一歩も引けをとらないパーツも厳選し、電源が別筐体になったので価格も当初の予定より高くなって、100万を超えてしまったと、鈴木社長が説明。鈴木さんも、今度のアンプの音はとても良いと高く評価されていた。
アキュのE-800も同社渾身の作品だと思うけれど、最近は、エソテリックとか、レビンソンとかも超ど級のプリメインを出していて、その中でフ社もプリメインかあと考えたのでした。やっぱりあたしみたいに、もっとシンプルなレイアウトで音楽を楽しみたいけれど、音質も妥協しないっていう向きが多くなってきたのかなあ、、
う~ん、フ社のPA10、、すごく気になるなあ(笑)。
さて、最近、NHKのBSの放送をよく見る。録画しておいたものを、おやすみのときの観るのですが、、最近、はまっているのが、BSプレミアムの番組のいくつか、、
いろいろあるけれど、あたしが特に好きなのは、「英雄の選択」という番組。
歴史学者の磯田先生とゲストのみなさんが歴史上の人物などをテーマに1時間、ぐっと掘り下げていくっていう趣向の番組なんだけど、、もう磯田先生が歴史を熱く熱く語るのが良い(笑)。アシスタントの杉浦アナもかわい~。
で、ゲストとして多数登場されるのが城郭考古学者の千田先生。
も~この先生がいい! お城の専門家で、番組でお城が特集されるときは、必ず出演されるのだけど、なにしろ、お城について語っている様子が、もうものすごく楽しくてたまらないっていう感じで、見ているこっちもたのしくなってしまうのです(笑)。奈良大学の偉い先生なんだけども、語り口もかる~くて、ちっとも堅苦しくなくていい。調べてみると、あたしとほとんど同じ歳ではないか。こんな、ライトな感じのアカデミックパーソンがいるのは、何かうれしい。お堅いばかりより、たのし~方が学問だってずっとおもしろいもんね(笑)。最近、千田先生を、この番組だけぢゃなくて、他の番組で良く見かけるのもうれしい。
(千田先生!)
ということで、「英雄の選択」がたのしみなんだけど、もうひとつ最近よく見るNHKの番組が「新日本紀行」。60年代から70年代に制作された番組を最新の4Kテクノロジーで処理した画像でもって再放送というものなのですが、BSで日曜の朝からやっていたのを偶然、見たら引き込まれてしまって、今や、必ず録画して観るようになった(笑)。
実は、あたしは、この番組、じ~ちゃんが好きだったこともあって、小学校の頃、リアルタイムで観ていたのでした。
なにより、番組のテーマ曲。この曲を聞いただけで、ああ、あの曲ね、とあたしと同年齢の方なら思われるはず、、
シンセサイザーの冨田勲先生の作曲。
なんでも1962年から82年まで続いた番組だそうで、あたしが生まれて22歳になるまでやってた訳だから、あたしがこどものころから小中学生、成人するまでの時代の景色が出てくる。この番組を観てると、なんだかタイムトリップしているような感じなる。
あ~、あの頃のおばさんは、こんな格好してたな~とか、町の風景は、あんなだったなあとか、車のスタイルとか、全て、あたしが子どもころ観ていたものばかり。しゃべり方とか、ライフスタイルも今と全く違う、、そ~いうのが映像を通してなつかしくよみがえります、
そ~して冨田先生のテーマ曲。リアルタイムでじ~ちゃんと観ていた頃、この曲聞くと、なにかこ~田舎くさくて、辛気臭くって、くら~い感じがしてきらいだったけれど、今聞くと、郷愁をしんみりそそられる名曲だと思います。知らない人は、すぐYOUTUBEで聞いてください。
毎回、昭和○○年制作ってタイトルが出るのだけど、それを観て、このとき、あたしは小学校5年だったなあとか考える。あの映像のずっと向こうに、小学生のあたしがいたのだなあと考えると、なんだか不思議なこころもちになる。そうして、映像の中のおねえさんとか、お年寄りとか、この人も、もう70近いのだなあとか、このおじ~ちゃん、まだご健在だろうかと考えたりする。
番組を観ながら、あたしんちのお隣にすんでいた、Kねえちゃんのことを思い出す。とてもきれいなおねえちゃんで、小中学生のころ、とってもやさしくしてくれたのだけど、若くに病気で亡くなってしまった。
Kねえちゃん。この映像が撮影されたことは、元気だったのになあとなつかしく思い出す。
この再放送の面白いところは、番組の最後で、撮影したところの今の様子を見せてくれるところ。
番組に出ていた人の現在も見せてくれて、その人が積み重ねてきた時も垣間見えておもしろい、、
あたしも、あの人と同じぐらいの歳をとったんだなあと思う。
そ~言えば、冨田勲先生の、最後のアルバム「イハートーブ交響曲」のCD良くきいたものだった。久しぶりにもいっかい聞こうと棚を探したけれど、見つからなかった。冨田先生、ごく最近亡くなったんだなあと調べてみると、なんと、他界されて、もう4年が過ぎていたんだ、、
雨がようやくあがったと思ったら。この連休半ばから、また性懲りもなく降り始めました、、
今年は、梅雨明けがとても遅い、、雨は好きだけど、これだけふると、ちょっと暑いおひさまがなつかしくなる、、
ちょっと前に、音楽配信サービスSPOTIFYっていうのを使いはじめました。いやあ、すごいすごい。
聞きたかった曲がほとんど、結構よい音質で聞ける、、こ~いう時代になったんだ、、、 ジャズピアニストのアーロン・ゴールドバーグの演奏を聞く。すごく良い!
先週は、東京とビデオ会議をしていて、ウルトラセブンの時計型テレビ電話がついにふつ~に使えるようになったんだあととても感慨深かった、、、ウルトラセブンは、1967年。あたしが小学一年生。
新日本紀行の中のあの時代です。なんだかとてもなつかしい、、、
いろんなことを愚考しながら、夕方にはしょちゅ~を飲む、、、