コロナがいよいよ足元まで来てしまって、これはますまず気を付けないとなあとちょっと不安な日々が続いているのだけど、そんなときに、この本が届きました。
そうそう、先に「オーディオ歴史館」の牧野茂雄さんのことについて、先に書いたのだけど、そのとき、そ~言えば、まだ読んだなかった本があったなあ、そうそうこれと確認してアマゾンに注文していたのでした。それが、やっと来た(笑)。
夕方、いっぱいやりながら、スポティファイでジャズを聞きながら、ゆっくり読みました。
牧野さんが、オディオのことを中心に思いのままに、音楽、旅、シガー、スコッチ、車、カメラなどの話を広げていって、大層おもしろいです(笑)。すごいなあと思うのは、オーディオ機器の形状とか、回路の様子とかを、実にわかりやすくかかれていること。あたしが一度は聞いてみたいというYOSHII9の話があって、おお!とか言いながら読んだのだけど、、本器の形とか、回路の構成とか、音の雰囲気とかが実に的確に書いてあって、さすがプロの物書きは違うと、あらためて感心したのでした。
読み進めていくうちに、思ったのは、まあ、牧野さん、いい意味で、ほんとに「贅沢」な人生を楽しまれているなあということ。ちょっとうらやまし~ほど(笑)。思いのままに、あれこれ実行し、それを短期間であれ長期間であり、心底たのしんでいることが文章から伝わってくるのですねえ。お金使わなくても、中古オディオを物色するとこんなにいい音がするんだよというスタンスは、「オーディオ歴史館」のバックボーンになっていますねえ。
牧野さんは、あたしより4歳ぐらい先輩で、いわば同年代。東京と地方という違いはあったけれど、70~80年代のオディオ、FMの一番良い時代を知り、楽しみました、、そういう同時代人だからこそ共感できる、サムシングがこの本にはあふれていて、おもしろいです。
この本、いつごろリリースされたのかあなと見ると、2008年とある。 そうか、、バブルは崩壊した後だけども、地震とか、コロナとか、いろいろなことが起こる前の平和でたのしい時代に書かれたのだなあ、、ちょっとノスタルジックな気分にもさせてくれる、、
いろいろあるけど、まだまだたのし~こと山ほどあるよっていうことを、「オーディオ歴史館」という番組で、今でも牧野さんは伝えてくれているのだと思う。
あと、残り半分ぐらいあるので、また今日の夕方、いっぱいやりながら読みましょう、、
しかし、この本 実におもしろい、、ご興味の方は、アマゾンで買ってみてください(笑)。