相変わらずMバードのお気に入りの番組をエアチェックしては、畳の部屋においたBOSEのWAVEWシステムで聞いております。
先回の「オーディオ歴史館」を聞きました。
内容は:
8月11日/マランツCD-34前期型と後期型聴き比べ
マランツが1985年に59,800円という戦略的値付けで発売したCD-34は、いまだに人気が高い機種だ。その仕様は前期型と後期型に大別され、中身を覗いてみれば後期型はコストダウンの跡が生々しい。果たして音はどう違うのか? すでに300台以上のCD-34をオーバーホールしてきた厚木のアイテックで館長・牧野は後期型のフルレストア機を入手、生島首席学芸員は手持ちの前期型をフルレストア。この2台を聴き比べた。前期型はまさに「レコードの音」がする。クロック交換などの改造も実施した館長の後期型は分厚いけれど正確な音。CD-34の実力をお聴きいただく。[再放送=18日]
というものでしたが、放送で聞いても、確かにこのCDPの音は良いですね。とっても自然でやわらかで、声がとても良かった。
今回の放送では、生島店長がカムバック。いつものギャグも炸裂!元気になられたみたいでよかったです。ということで、今回はCD-34でひたすら音楽をかけてくれました。
マランツCD-34いいなあ、ほし~なと思ったけれども、今手元には、いくつもCDPがあるので我慢します。で、思い出したのは、大昔のいっときだけど、あたしもCD-34のユーザーだったこと。
南の国で学生をしていたとき、オーディオやりたい、でも、お金がないというので、街中でオーストリア人のおじさんがやってた質屋があった。ここで、このCDプレイヤーを中古で見つけて、早速購入したのでした。いくらだったかなあ、、200ドルぐらいだったか、、、当時のレートで2万円ぐらいだったのか、、 CDPに続いて、小型の2WAYスピーカー(メーカーわからず)とアナログプレイヤーとFMチューナー(メーカーわからず)も、なぜかYAMAHAのギターもここで買ったのでした。プリメインアンプだけは、オーディオショップでテクニクスの安いやつを購入。このいわば、「質流れシステム」を、学生寮の部屋に設置して、勉学(?)の合間に音楽を楽しんだものだった、、
そのころ(80年代のはじめ)CDは登場したばっかりで、なにしろ高くって、一枚買うのも大変な勇気がいったものでした。で、当時購入したCDは、内田光子さんのモーッアルトの協奏曲、バーンシュタインのマーラーの9番(これはものすごく高かった、、)、マイルスのラウンドミッドナイトとか、、そのぐらいだったけれど、CD-34で繰り返した聞きました。 特にモーッアルトは、良く聞いた。CD-34の音は、なめらかでとてもよかった。
その頃、CDはだんだん増えてきたのだけど、やっぱり、まだまだ、アナログが音楽ソフトとしては、彼の地でも、メインの地位を保っていて、廉価盤も結構あったりして、それに中古レコード屋もあったので、レコードはたまに買いました。
で、その頃、本当によく聞いた盤は、何の気なしに購入したマイケル・フランクスの2枚でした。
「スリーピングジプシー」と
「アートオブティー」。
どちらも、AORのはしりとして人気のあった盤でした。でも、当時のあたしにとっては、まさにジャズそのものに聞こえた、、
特にクルセイダーズのメンバーをバックに録音したアートオブティーは、おお!これがジャズなんだと思いながら聞いたものでした、、
マイケルさん、歌がうまいってことではないのだけど、なにしろ、じんわり聞かせるボーカルで、、その頃のあたしは、しみじみいいな~と感じ入って聞いてました(笑)。
もう、だいぶ聞いてないけれど、この2枚は、帰国するとき船便おくりまして、今でも実家のどこかにあるのだけど、、それ以降聞いてないなあ、、 また、聞きたくなりました、、
そのうち彼の地での学業も無事終了して、機材は、まとめて韓国から家族で留学していた友達に譲りました、、彼は元気だろうか、、
しかし、どんなときも、なんとかして、あたしはオディオと音楽をやっていたのだなあ、、