すばらしいスーパーブルースカイの秋が来ました。昨日は空気も澄んで、当地から、遥か長崎は普賢岳のいただきがくっきり見えるほど、、
30年ほど前、火砕流を発生させて、多くの命を飲み込んだというつらい記憶がある山だけども、こんなに良い秋のお天気の下で見えるこの山は実にのんびりしております。
さて、お昼休み時間に、実家の掃除にいってきました。
でもって、こちらのメインスピーカーである「ひらかわパラゴン」をちょっとだけ鳴らしてみましょ~とアンプに灯を入れました。
CDは大好きなモーッアルトの初期のピアノ協奏曲など、、、
音がね、、ていう音楽がね、いつもよりとてもいい感じで鳴る、、楽器の音がとても自然に伸びます、、とても、無理がない、のびやかなのです。
先回鳴らしたときは、もちょっと鈍かったような感じだったけれど、今日はとてもしなやかでのびやか、、アンプは、ほとんどゴミ状態のCECのプリメインとケンウッドのCDプレイヤー、、
なんでかな~と考えたら、、久しぶりに開け放した実家の窓からふ~っと秋の風が実家の中を吹き通った、、
あ~なるほど、空気が乾燥していて、ひらかわパラゴンも湿気が完全に抜けていたのだ、、
楽器も空気がからっとすると、音が良くなると言う、 ひらかわパラゴンは、ほとんど故ひらかわさんが作った楽器みたいなスピーカーだから、空気の状態はもろ、その音に影響するのですねえ、、
なるほどな~とかおもいながら、こんなに良くなるひらかわパラゴンはじめてだな~とにこにこしながらモーッアルトをしばし聞く、、、
なんというか、しみじみとしあわせな時間でありました(笑)。
も~なんというか、こういう感じの音が良いです。ウルトラハイファイはいらないなあ、、、しみじみ良いなあと感じる音、それが良い、、
実家を後にして、さわやかな秋晴れの午後、しょぼい軽自動車を、いい気分でころがして事務所に帰って、こんどは、その辺にころがしてある、あたしの古いギターをちょいと鳴らしてみると、、ああ、これもとてものびやかでいい音がしました、、ふ~っと音が伸びて、響がいつになく美しい、、
秋なのですね、、気持ちの良い秋、、、