このところ、夕方はいっぱいやりながら、先に紹介したアメリカの著名なオーディオ評論家 マイケル・フレマー氏のYOUTUBEの番組「アナログ・プラネット」関係の動画を楽しんでおります。
（この方）
で、このシリーズをだいぶ見たり、調べてたりしてわかったことは、あちらにも、こちらの「ステレオサウンド誌」みたいな、ハイエンドのオーディオ専門誌があり、その名は「Audio Phile ＝ オーディオファイル誌」。フレマー氏は、同誌の、特にアナログ（ソフトとハード）専門のライターであることであったのでした。どうも、この雑誌の歴史はながくて、８０年代から続いているようです。
で、今は自身でアナログ専門雑誌「アナログプラネット誌」の編集と同名の動画サイトを運営していられるみたいです。
なにしろ、フレマー氏の動画がおもしろい。アナログの話題をメインに、自分でカメラをもって世界各国を回り、アナログ関係の話題をこれでもかっていう具合に提供してくれます。例えば昨年までの（コロナ禍で今年はアメリカでもハイファイショーなどは、キャンセルになっているみたいです）、オーディオショーでの、特にアナログ機器の取材・紹介、、日本のカートリッジメーカーとオーディオテクニカ取材などの動画もありました。それと、手持ちの1万６千枚の中から、ロックからクラッシックまでお勧め盤の紹介、、フレーマー氏が司会をした米国の著名なオーディオメーカーのデザイナーがパネラーになったシンポジウムなど、、もうそりゃ～もりだくさん！
この人、マシンガントークで、しかも英語なので、何をいってるか、ま～ほとんどわからんのだけど、でもね、画像見てるだけでも、アナログファン必見の情報がてんこ盛りですわ！
彼がアナログについて語っていることがおもしろい。
（左手に見えるのが氏のメイン機器）
〇もちろん、自分もデジタル機器を持ってるよ。いろいろ今の音楽はCDとかでしかきけないときがあるでしょう。PSオーディオのDACとかちゃんとしっかりしたものをもってる。しかし、やはりアナログの実在感にはかなわない。９０年代、アナログは完全に無視されていたけれど、しかし、今はどうだろう、アナログが、また主流になっている。ストリーミングとかもいいと思うけれど、やはり、アナログにはかなわない。それに、データは触れることができない。でも、アナログは触ることができるだろう実態感があるのだ。つまり、この盤を作ったアーティストと盤をとおして関わっている実態感があるではないか。音楽はアートだから、こういうのが必要なんだと思う。
〇デジタルと比べて、アナログがどうしていいかと感じるのか。それはたぶん、時間軸（タイムドメイン）がそのままはいっているからだと思う。
デジタルは、タイムドメインの不備があるので、どうしても音がつながって感じられなかった、不自然に感じる、、しかし、最近のMQAは良いと思う。タイムドメイン領域が改善されたからだと思う、
〇自分が思う究極のオーディオは、「アナログとヘッフォン」ではないかと思う。
〇自分は、家が一軒たつほどするほど高い「コンティヌアムオーディオ」のプレイヤーとSAEのアームでもって聞いているのですよ。しかし、最近出たテクニクスのSL1200G、、、Gとは何かしらんけれど、、このレビューで、本器を聞いておどろいてしまった。その理由はとても言えない、、だけど、動画でふたつの機械で、おなじ音楽ソースをならしたものをあげておくので、皆さん聞いて自分で評価してください、、
などなど、迷言失言など大爆笑です。
＊本動画はYOUTUBEで見られます。
フレマーさんみたいな、オーディオ評論家が日本にもいたら面白いなあ、、しいていえば、ふーさんぐらいか、、
英文での紹介：
Michael Fremer
Editor | Analog Planet
Michael Fremer is the Editor of analogplanet.com, a Sr. Contributing Editor at Stereophile Magazine and Contributing Editor at Sound&Vision magazine. He’s also contributed to The New York Times, The San Francisco Chronicle, Consumer Digest, and The Bergen Record (New Jersey), among other publications and periodicals. Fremer has also appeared on the oft-run ‘History of Audio’ documentary on The History Channel. He’s been on MTV, The Today Show, CNN, The Howard Stern Show and hundreds of other radio and television shows throughout the United States, talking about the high-end audio listening experience, home theater and the ongoing, unlikely resurgence of LP vinyl records. His other credits include supervising the Academy Award nominated soundtrack to the 1982 Disney science fiction feature film TRON and co-writing the animated feature film Animalympics.