そんな中で、実家にいって、ひさしぶりにLP棚をじっくり見てみました。
前からもっていたものと、この20年ほど、てきと~に集めていたのもあわせると、ざっと200枚ぐらいあるかなあ。細かく見ていくとと、おおっ!こんなものがあったのか!?と自分でびっくりするほど、ジャズもクラッシックをメインにその他もろもろおもしろそ~なLPがいっぱいありましてね。しかも、ときどき、クラッシックのLDなんかも挟まっていたりして、苦笑してしまいますねえ(笑)。なにしろあたしは、LDプレイヤーって買ったことがないというのに、なぜLDがある!?
いや、しかし、これらのLPをきちんと丁寧に聞いていくだけでも、2、3年はかかるだろうなあ。ずいぶん長く楽しめるなあ~と、ちょっとうれしくなってきたのでした。
マッキンのプリ C33とメイン MC7270が実にいい音でJBL4312を鳴らすので、調子にのってCDプレイヤーをどけて、手持ちのアナログプレイヤー2台を置いてみましたの、、
左が、これは前からここの置いたあったテクニクスのSL1200MKⅢ、右は、最近音だちから譲ってもらったパイオニアのPL50Ⅱ。カートリッジも交換して1200には、オルトフォンの「燃える男の赤いカートリッジ!」 2MRED。 パイオニアには、みなさんご存知シュアーのM44を取り付けまして、どちらも念入りに調整しました、、これらを、マッキンのC33のフォノに接続、、、
でね。でね、音がね~いいんです、ていうか、ここちいいんです(笑)。JBL4312から出てくる音は、音離れが良いっていう感じでもないけれど、なにしろ、全く刺激的な音がなくて、でも、低中音がしっかり・ゆったり出て、高域はうるさくならないんだけど、こちらもきちんと自然な感じで出てきまして、もう全体の音の様子がマッキンの音とコクと艶に染め上げられます。がんがん音が前に出てくるという感じではなく、音楽がふわっと広がって出てくるっていうと言えばいいのかしらん、、
マッキンを使うと、全てがマッキンの色になってしまう==と言ってらしたのは、故村井先生だったのだけど(実は先生も一時期、マッキンユーザだった)。たしかにそんな感じがあります。でも、あたしは、このマッキンとJBLの音調が、すごく好きだな、、
前は、あんなに、マッキンのアンプは毛嫌いしてたのだけど、雨の夜とかに、マッキンのブルーアイズを見ながら、犬と一緒にソファに寝転んで、アナログでジャズを聞くのは、実に心地よいし、いやされますねえ、、大転換だなあ、、自分でもびっくり、、
そして。ひさしぶりに、こんなLPを聞きましたよ、、
どれも、よかった、、、1枚はSL1200で、次の盤は、PL50Ⅱでとかに分けて、2台使って聞くのもなんともジャズ聞いてるなあという感じがあって楽しい(笑)。 SL1200に着けたオルトフォンの2MREDは、安いMMだけど、すごくよくて、マイルス盤のギルエバンスのオーケストレーションがはっきりわかって、じっくり聞きこんでしまいました。
うちのマッキン・JBLのコンビで聞くアナログは、トロットした甘い音調で、あたしはとても好きなんです。お菓子もあまいものが大好きだからね(笑)。この音は、お菓子に例えると「とらや」の極上のようかん、、かなあ(笑)。あれは実においしいからなあ、、
がんがんギンギンにジャズを鳴らすというのとは、全然違う、「ようかん」路線なんだけど、そんな感じであたしのオーディオプラネットは毎日回っておりますの、、、ああ、とらやのようかんが食べたい、、