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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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これは、こまった、、、というか、おどろいたというか、、、マランツ10コンビの音、、

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音もだちや、お店関係者のご厚意でマランツのSA-10とPM-10でソナスファベ―ルのエレクタⅢを鳴らしていて、だんだんと音が良くなってきたことを下に書きました。さて、音は変わったか? 

 

ん~、これがねえ~。もうものすごく変わった。良くなった。もちろんあたしの好みに照らしてだけど、ものすごくよくなった。こんなによくなるとは正直予想をははるかに超えてしまいました(笑)。

 

パワーはあるけれども、音調全体が若干ドライで、、木管とかサックスとか金管、ベースとかは、大変に良い調子で鳴るけれども、弦の音には、がさついたところが残って、クラッシックはちょっと無理かなあと思っておりました。そこで、いろいろ対策としてみました。

 

先ずは電源ケーブル。付属のものから、インフラノイズのパワーリベラメンテに交換。その他にも何かできないか?

 

そこでおもいだしたのか、同じくインフラノイズのPC用インシュレーター アリエナイザーでした。もともとPCの音質改善用のシートであって、こいつをPCの下にしくと、PCオーディオの音、特にオケを再生すると、あら不思議ウィーンフィルの音に変貌するという(笑)、、実にありえないことが起こるというのでアリエナイザーと命名したとかしなかったとか(笑)。でも、確かにPCのがさっとした音が、劇的に改善=滑らかになったことを過去実感しておりましたから、、、

 

PMー10はデジタルアンプ(パワーエリアがデジタル)アンプであって、当然ノイズ対策はばっちりしてあるけれども、さらにアリエナイザーをかましてみることにしました。もともと、インシュレータということだから、アンプの下に敷くのがベストだろうけれど、サイズ的に無理なので、まあ、アンプの底面下に置くだけでも効果があるんぢゃないだろかということで、ともかく設置。

 

で、SA-10側には、ちょっと前からバランスアキュライザー BACU2000を適用。バラアキュからリベラメンテバランスケーブルでもってPM-10に接続しております。

 

さて、こういう状態で、また1日鳴らしこみます。

で、昨日日曜は雨だったから、犬をさんぽに連れて行った他は、鳴らしこみ・聞き込みます、、、

音はどんどん変貌して行き、、、上の気になっていた、ドライな音調がなめらかでしっとりと少しウエットになってきた、、、あれれ、これはアリエナイザーの効果なのか、、、、

 

午後遅くには、音調が全く変わってしまった、、、 おどろくほど(笑)。

音質チェック用かつ大好きないくつかCD。内田光子さんのモーッアルトピアノ協奏曲集、、、サロネン先生のストラビンスキー集、

キース・ジャレットのスタンダートトリオ、、、エンリコピアラネンツィのトリオライブ、、、すべて音調が変わりました(笑)。同じスピーカーなのに、

 

ピアノ音のリアルさは、、す、すごい。こんな音がエレクタⅢから出るなんて、、、倍音の響の美しさ、、音の滞空時間が長い、、

そして、音全体のスケール感(と言ったらいいのか)がE800とまるで違う、、つまり、、音場がでかいというのか、音空間が広大というのか、そんな感じに聞こえます。E800の音場は、PM-10に比べると、ずっと狭い感じがする。ともかく、演奏のリアルさは、SA-10・PM-10の方が、あたし的にははるかに良い、、、

 

そうして、低中音が厚く、豊か、、エレクタⅢが鳴り切ってる感じ、、ユニットとエンクロージャーだけでなくて、スタンドまで、しっかりなってます。だから、音につつまれる感じが実にここちよいです。E-800では、この感じは出なかった。 PM-10の4Ω・400Wっていうパワーは、全く伊達でなくて、こういう小さななスピーカーを十全に鳴らし切るために必要なワッテージだったんだということを認識しました。

 

あるソナス使いのブロガーの方が、エレクタⅢは、パワー食いタイプのスピーカーだと書かれていたけれど、その通りでした。

 

E-800の100Wでも足りない、PM-10の400Wがソナスを鳴らし切るには、必要なんだということを実感しました。いや、この音にゆたかに包まれる感じは、実に心地よいですねえ(笑)。

 

音調は、やはりE-800とは、相当に違う。

やはり、E-800に比べると、やはり明るめなんだけど、、ずっと鳴らしこんでみると、ただ明るいというだけではなくて、多彩なグラデーションというか、音色も描き分けていることが分かります。弦の音のがさつきは、もうまったくなくて、実にしなやか、、、そして適度な艶ものり、、ピアノの音は、同じSA-10で再生しても、E-800とPM-10では、もう全く音の様子が違う、、、

 

豊かな、低中音に、つややかでリアルな高域がのって、、それはそれは、美しい、、、ちょっと陰影感に欠けるかもしれないけれど、、あたし的に十分美麗かつ豊麗、、

 

う~んなんだろう、、この音の変貌ぶりは、、、つらつら考えると、、

このマランツの10シリーズ、、SA-10とPM-10っていうのは、2台で1セットということなんだろうと思う。単体でも、もちろん良いけれど、ベストフォームの音は、コンビで鳴らしたときに得られるってことなのだと思います。設計者の方のインタビューでも、そんなことを言われていましたね。

 

それにしても、このコンビでエレクタⅢさんが鳴る鳴る! ジャズを聞いてもクラッシックを聞いても、エレクタⅢが鳴り切っている!って感じですねえ、、いやあ、これは実に良い、、、 E-800もアキュのCDPとつないだら、ベストの音がするんだろうけれど、

 

しかし、まあ、困った、、PM-10。 はずせんぢゃないかあ!(大爆笑)、、

ええいっ!こうなったらやけくそだっ! お休み中は、さらに聞きこむ、、、

 

明日からおやすみです! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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