あたしってば、シューベルトってあんまり馴染みのない作曲家なのでしたね。まあ、「未完成」とか、ピアノソナタのいくつかとかは、聞いたことはあるけれど、なんとなく積極的に聞こうとは思わなかったのでした。なんとなく、やばい人っていう感じがあって(笑)。
しかし、先の連休中、だいぶ前に録画したN響のコンサートを何気なく見ていたら、シューベルトの交響曲をやっていた。指揮は、バッハのコーラル演奏とかで、有名な鈴木雅明さん、演奏されたのは、2番と4番。
(指揮者の鈴木さん)
あたしは、2番を見たのだけど、、これが実によかった。モーッアルトのようでもあるし、またベートベンのようでもあるし、でも、やっぱりシューベルト独特の音楽っていう感じで、、、
第1楽章。の細かいパッセージが延々と繰り返されるのだけど、音楽進むにつれて、その様子がどんどん変化するのには、驚いた。また、2楽章の美しさは、モーッアルトもすごいけれど、シューベルトのこの美しさは、他に比べようもないと感じた、、3、4楽章もきっちり、しかもエネルギッシュで、すばらしい演奏でした。
鈴木さんは、この演奏会がN響とは初共演のようで、実に気合が入っておりました。4番はまだ見てないのだけど、こちらは、今週末に見てみましょう。
いや、しかしすばらしい。シューベルトの交響曲。
そ~言えば、アバドの交響曲ボックスにシューベルトの交響曲が入っていたことを思い出した。さっそく、ひっぱりだしてみると、おお!全曲そろっているではないか。では、なにしろ2番から聞いてみましょうと、SA-10に入れる。
演奏は、ヨーロッパ室内管弦楽団。
予想通り、実に良い演奏ですね。さわやかで美しくて、リズミカルで、特にあたしの2楽章は、楽器のからみがとてもとても美しい。いつまでも聞いていたいぐらい素敵、、、
ところで、先週末から、アンプをE-800からPM-10へもどしたのだけど、、先に書いたけれど、PM-10だとちょっとE-800にかなわないかなあなんてことを書いたけれど、、前言撤回! なんだかしらないけれど、ものすごくいい音で鳴るのですよ(笑)。詳細は、また別稿で書きますけれども、シューベルトの交響曲のような、繊細な音楽だと、PM-10の方が、E-800よりも精緻な表現が得意のようで、音楽に引き込まれてしまいます。しかし、なんで、こう、音が変わったのか!? B&W805D3の音がさらに変わりつつあるということなのか、、ちょっとわからないのだけど、まあいい(笑).。
あたしの好きな音で、こんなに美しい音楽が聴けるのなら、何も言うことはありません。
それにしても、シューベルトの交響曲がこんなに美しいものだということにやって気づいた。未完成と8番だけぢゃなかった。いや、むしろ、初期のシンフォニーの方があたしは、きれいで好きだな。
しかし、今回、N響コンサートを見てて、ほんとに良かった。もし見てなかったら、もうしばらくシューベルトの音楽を食わず嫌いしてたかもしれないから(笑)。これからシューベルトをたくさん聞いていきましょう。たのしみ(笑)。