あまりのあたしの能力不足(笑)で仕事が遅々として進まない1週間でありました。
なんとか目途が見えてきてほっとしているのだけど、いかにも梅雨のしとしと雨も続いて、、大変にくたびれた1週間でありました。
それでも、夜の1時間ぐらいは、音楽を聞きます。
このところ、あたしのリスニングバディのオーディオ犬「ソラ」君は、歳のせいか、一緒に聞こ~とさそっても、部屋で寝てますからといって、音楽室に来ないから、あたし一人でさびしく聞いております。
平日聞くのは、ロジャースのLS3/5Aのシステム。デノンのプリメインで鳴らす。
雨の夜に聞くには、なんともあったかくて、適度に厚みがあって、癒されますね、、、
んで、もって、このところずっと聞いていたのは、これ、、、
ビル・エバンスの発掘盤として3年ほど前、大注目された盤(2枚組)ですね。
リリースされた後、すぐ買ったのだけど、あんまり聞かなかった、、
雨の日は、ビルエバンスがぴったりだわ~とか思って、取り出してきました。
ああ、いいなあ、やっぱりビル・エバンス。ベースがエディ・ゴメツで、ドラムスがジャック・デジョネットで、ビルエバンスも絶好調の時の録音だから、すんばらしい演奏、、、そうして、録音がとても良い、、録音のレベルも高くて、ちょっとひずむところもあるけれど、ジャズはこのぐらいの音圧がなくちゃいけない、、このところMバードの放送の音圧が低いでフラストレーションを感じていたのだけど、この盤の音は、大満足であります。
しかし、あれだなあ、、エバンスのピアノって、耽美的とか言われるけれど、この盤の演奏は、しんねりむっつりしている訳ぢゃなくて、どの曲も、すんばらしくスウィングしていて、もちろんまったく能天気に明るいということではないけれど、ほのかに明るく、ほのかに暗くって、、ECM系のヨーロッパのジャズピアノみたいな哲学というか、内省的というか、そういうくら~感じではないんだなあ、、どの演奏も「あかるい方」をむいているように感じられます。 そのほのかな明るさに、ちょっとくたびれたおっさんが聞くとぐっとくるということなんだろうなあ(笑)。
LS3/5Aは、ほんとに小さなスピーカなんだけど、エバンスのピアノの音が実に美しくなるし、ゴメツのベースだって、申し分なく鳴るし、デジョネットのドラムスだって過不足なく聞こえます。全体的に厚みがあって、ほんのりとした艶とコクがあって、全くとげとげしい音はしなって、
長く聞いていても疲れない、、、いっぱいやりながら、このSPで聞いてると、つかれがとれますねえ、、
ちょいと酩酊した頭で、演奏を聞いてると、、あっという間に1枚目が終わってしまう、、2枚目を聞き始めたら、おばはんが、ごはんだよ~と呼びに来た、、、
夕食の後は、もうつかれてしまって、犬と寝室にあがって、本とか読んでると、そのうち爆睡してしまう、、、
といったような1週間でありました。
今日は土曜日で、明日も日曜なんだけど、仕事、、なんだかなあ、、