オリムピック開催ということで、木金と連休だったのだけど、今日土曜日は、あたしは、仕事。
この連休は、サブシステムで、CDとかで音楽をあれこれ聴いていたばかり、、
聞くものといえば、最近、思い切りはまっているバッハ、、そうしてジャズ、、などなど、、
オリムピック開催がいよいよ目前になったので、2年前にやったいた大河ドラマ「いだてん」は、実に面白かったなあ、この時期、もしかしたらNHKでやらないかあなあと、木曜の夕方、何気なくTVをつけたら、やってるじぢゃないかあ!? うわ~とっけむにゃ~! やるよるたい!
こら、見らんといかん! (主人公の金栗四十三さんは、熊本の出身ばい!)とか言いながら、しかし、一杯やりながら久しぶりに見る、、、
このドラマ、翌年開催される予定の2020東京オリムピックを意識して、前回1964年の東京オリンピックと並べて作られたものだったけれど、大河っぽくないということで、視聴率は非常に悪くて、失敗作とか思われたのでしたが、あたしのまわりでは、あたしも含めて、こんなに感動的な大河はなかった!という声が多かったのでした。
さて、今回のオリムピックがコロナ禍の中で、大変な逆風の中で開催されるわけで、しかもいろいろなことがあって、何かこう、空虚さが漂ってしまう感じなのであるけれど、、「いだてん」が目指していた64年の東京オリムピックのころは、「国民」全体がこの世紀のイベントで盛り上がっていたことが、ドラマとは言え、がんがん伝わってくるのだった。
あたしは、62年生まれなので、開催当時は2歳で、何も覚えてないけれど、、両親は、まだ20代で、、ようく考えてみれば、終戦からまだ17年しかたってないのに、これだけのことができたっていうのは、ほんとに誇らしいことだったのだろうと思う、、
それにしても、今見る「いだてん」。あたしは、感動したよ!
あんなに、皆が一所懸命に仕事している時代っていうのがあったんだなあ、、あのころの人は、とにかくがんばってた!
さて、このところはまっているのが、リヒターが演奏したバッハなのだけど、
CD棚を探したら、リヒターがヘンデルをやった盤があった。こちら、、
70年の録音、、演奏は、ほんとにまじめ、きちんとして、一所懸命!
何かに、大きなものに届けようというような、いと高きものに届けようというようなスタンス、、
すばらしい演奏なんだけど、ずっと聞いてると、ちょっと疲れるというか、、、バッハならわかるけれど、ヘンデルは、もそっと、、リラックスして楽しく演奏してもよいかなあなんて思ってしまうほど、、そんな盤があれば、音だちのみなさんに紹介してください。
だけでも、あのころの人とたちは、国の違いはあれ、なにかこう、一所懸命でまじめで、不退転の決意でいろいろやるみたいな、今のあたしたちだと、ちょっとたじろいでしまうほどのエネルギーをもっていたんだと思う。それが何によって醸成されたのか、、、わからないけれど、
盤の向こうから時代の様子がうかがえるときもあるのかも、、