週末は、久しぶりにアナログで音楽を聴いておりました。
ロジャースLS3/5Aのシステムでね、、プリメインアンプを事務所で使っていた390シリーズの20年以上も前のPMA390Ⅲに変えたら、音がさらに好みになったので、ステレオ誌の付録フォノイコとテクニクスのSL1200MK4 をつないで鳴らしたのでした。カートリッジは、オルトフォンの最近の「レッド」というもの、、MM型、、音もだちから譲ってもらったもの、、
(こちら、、柔らかい音、、)
そ~言えば、熊本地震のすぐあと、実家の近所のホームセンターみたいなお店に、クラッシックのLPが大量に流出して、いわゆる名盤が多数あったのだけど、なにしろ、うちの実家あたりでは、クラッシックファンの方が絶対的に少ないこともあって、1枚200円程度で売られていたのでした。偶然このお宝の山を発見したあたしは、めぼしいものをすべて買いまくった。買いまくっても、なにしろ投げ売りもいい価格だったので、2箱ほどかっても数千円というお値段(笑)。
その中に、リヒテルのバッハ平均律があったことを思い出した。このところ、バッハの音楽にぐっと来ているので、ああ、リヒテルのバッハとか言いながら箱の中を探す、、ああ、ありました。ほんとは3枚セットだったみたいだけど、1枚しかなかったもの、、、「第2巻」、、、
実は、土曜日の午後、アナログもきちんと聞こうと、セッティングをやり直したところでした、、
さて、どうか、、、
ああ、きれい、、ともかく音色が多彩というか、、ピアノの音が美しい。
聞いていると、雨が降ってる風景とか、風が吹いている景色とか、いろいろな絵が見えてくるような、演奏、、
オルトフォンのカートリッジはMMだけど、実にピアノの音の細かいニュアンスが聞こえてきます。付録フォノイコには、イコライザーが搭載されているので、各種の録音カーブルに合わせることが可能という触れ込みなのだけど、何のことはない、トンコン機能なので、自分の好みの音調に仕立てて再生できる。この盤も少うし、低域を持ち上げる、、すると、上のような音の様子になった、、
あんまり、いいので、両面とも2回聞いてしまう、、
ピアノ作品好きの音もだちが、「リヒテルの平均律は絶品!」と言っていた意味がよく分かった、、
CDだと、こういう雰囲気は出ないかもしれない。まあ、 CDでもってないから何とも言えないがけれど、、
とかやってたら、お昼ごはんだよ~とかみさんが呼びに来たので、そ~めんをいただきます。
やっぱり夏はそ~めんがいいねえとかいいねとか言いながらテレビでオリンピックを見てると、いつのまにか、愛犬ソラもそ~めんをすすっている、、、犬も人も、そ~めんが好きなのだ。しかも犬はたれなしでも、けっこういけてる(笑)。
午後からは、またアナログを聞く、そ~言えば、チェンバロの平均律もあったではないかと、ごそごぞ探すとあったあった! ランドフスカさんの盤、こちらは、なんと全集(写真はCDのものだけどレイアウトはほとんど一緒)。こちららは、50年代の録音で、モノーラル。
ん~む、、ん~む、、リヒテルの色彩感あふるるまるで絵画を見るような演奏の後で、ランドフスカを聞くと、、なんというか、ちょっとスカスカ、、もちろん昔の録音で、チェンバロの細かい音までとらえきれてないという「うらみ」もあるかもしれないけれど、リヒテルの後だと、ちょっときびしいなあ、、
また、あらためて、フォノイコのトンコンを念入りに調整して、聞いてみよっと、、何しろ、ランドフスカさんの、この盤は、歴史的な演奏とされているものみたいだから、、、
夕方、、ソラを連れて隣町の公園に散歩へ、、、木陰の多い公園の、すずしい場所を、いったりきたりして、用も足します。
帰宅して、ふわ~とかいいながらシャワーを浴びて、一杯やりながら、今度は、やっぱりLS3/5AでCDを聞く、、
ちょっと酩酊して聞くには、CDが手軽で良い、、とか思っていたら、爆睡、、
連休が終わります、、