リスニングバディ犬のソラ(14歳男)が、また調子が悪くなったので、かみさんが病院につれていって治療してもらったら、俄然元気になって、しばらく食欲がなかったが、昨晩はもりもり食べて、おかわりまでして一挙に元気になって、家族全員ちょっと安堵しているところなんですが、、
ドクターからは、もうあんまり一緒いられる時間は長くないとか言われてみたいで、ソラのQOLを意識しながら、一緒に貴重な時間を過ごしていこうと家族が思っているところ、、
夕ご飯も終わって、さて、音楽でも聴きましょうかと、椅子から立ち上がると、自室(カート)で寝ていた中のソラも、これを見て、どたどたと立ち上がり、音楽部屋へあるきはじめる。よろよろと、でもしっかり音楽部屋へなのである。
その姿を見て、あたしは思った。これって、実は、ソラにとってはあたしについて行くっていうのではなくて、あたしを連れていくっていうことではないかと、、、自分がいないと、この人は音楽を聞けないから、自分がともかくあの部屋に連れていかなくちゃ、、なんていう「犬ごころ」でもって、毎晩あたしにつきあってくれていたのかもしれない、、、ソラに聞いてみないとわからないけれど、きっとそうだと感じる。
もしかしたら、この10数年、、、あたしがソラをお世話していたこともあるけれど、多くの場面で、ソラにあたしがお世話・サポートしてもらったのかもしれない。
いや多分そうだったんだなあと思いながら、今晩は、やっぱりリヒターのバッハのコラールをロジャースLS3/5Aで聞きながら、相変わらずソファにどかっと寝そべる、マイリスニングバディの背中を何回もなでる、、