Quantcast
Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2184

アバド、、、ブラームスの交響曲

$
0
0

PCでのファイル再生の音が、インフラノイズからプレゼントしていただいた「USBダンパー」を適用して、今までと全く違う音調になって、音楽を聴くのが楽しくなったものだから、帰宅すると、このところ毎日、HDDに入れておいたファイルを気ままに聞いて、飽きることがない(笑)。

 

で、おととい聞いたアバドのブラームスがあまりによかったので、昨日は、ひさしぶりに交響曲1番(オケはもちろんBPO)を聞いてみた。

 

ん~、これはこんなに、すばらしい演奏だったのかと驚いてしまった。

あたしにとって、ブラームスの交響曲のデフォルトは、他でもない、バーンスタインが80年代のはじめにVPOといれたDG全集。20代の前半に、今は、なき熊本市のマツモトレコードに2階クラッシックコーナーで買ったもの。おまけにバーンスタィンのポスターをくれたなあ。それ以来、ブラームスの交響曲は、この盤で聞いてきた。もちろんたまに、カラヤンとかベーム盤とか聞いたことはあるけれど、あたしにとってのブラームスは、バーンシュタインなのでありました。

 

熱情あふるるというか、主観的というか、しかし、とても美しい音楽でありまして、何回聞いてもいいなと思う演奏。一番よく聞くのは、今でも4番。コンパクトだけども、とても充実していて、何回聞いても飽きない、、この全集は、アナログで、今でもCDはもっておりません。

 

さて、アバドのブラームスの1番。

これは、もう、出だしから、全く違う。 なんとまあ、滔々と豊穣な音楽が、ぶわ~っと、しかし、全く押しつけがましなく、自然で楽々と豊かなことか、、

 

楽器と楽器の絡みの響の美しいこと、、そして、歌い上げる弦に、ともなって盛り上げるオケのすばらしさ、、 録音は、このころのDGの特徴かもしれないけれど、ややエッジの残った音だけども、全体的に美しい、、、ブラームスは、このくらいの硬軟の塩梅が良い、、

 

夕ご飯までの1時間で、アバドとBPOのブラームスの1番を、はじめて聞きましたが、、、いや、これはよかった、、アバドは、こういう音楽づくりをしてたんだあというのが、あらためてわかって、しばらくは、ファイル再生で、アバドの音楽を聴いてみようと思います。

 

それにしても、アバドは良いですね。 インフラノイズのアイテムで整音したことで、彼の音楽の特徴というか本質というか、目指している方向性が、はっきりわかりました。 こういう具合に、オディオの音が良くなったことで、音楽がよりよくわかる・楽しめるようになった==もしかしたら、こういうことが「音楽性が高い」ということなのかもしれません。

 

 


 

 


 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2184

Trending Articles