Quantcast
Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2184

ころも替え、、、あらためてアキュフェーズ E-800のすばらしさ! 

$
0
0

いや、ほんとに朝夕は涼しくなりましたね。寝るときももうエアコンはいらないな、、

先の週末は、土日とも仕事でした。

 

さて、このところ、ヘッドフォンでもっぱら音楽を聴いていたのだけど。こんなに涼しくなったのだから、そろそろA級アンプを鳴らしてもいいかなということで、10月を前にアンプの「ころも変え」をいたしました。

 

マランツPM-10でB&W803D3を鳴らして全く文句はなかっただけど、アキュフェーズのE-800を、半年以上鳴らしたなかったこともあって、そろそろ通電させなくなあ、ということと、E-800の音を久しぶりに聞きたくなったということもありましたので、土曜日の夕方から、作業開始。

 

まあPM-10につなげていた各種ケーブルをE-800につなぎかえるだけだから、楽勝だと思っていたけれど、実際やってみると、1時間以上かかってしまいました。 

 

で、今回は、E-800付属ケーブルを使ってみましょうと、うちの定番のインフラノイズのパワーリベラメントではなく、アキュの付属ケーブルで鳴らしてみることにしました。

 

さて、無事音がスピーカーかる出るようになったので、2時間ほどウォームアップさせて、夕ご飯もいただきまして、いよいよ、久しぶりにE-800の音を聞きます、、、SA-10でもって、その辺にあるCDを回してみる、、

 

んんんん、音が固った~いの、、がざがざなの、、いやこれは、ひどい音、、、もっと鳴らしこめばよくなるかもしれないけれど、この音はひどい、あたしとしては、勘弁してほしい、、速攻で電源ケーブルをパワーリベラメンテに交換。

 

どうか、、あ~っ、よかった、この音、この音、、、全く音楽が自然に出てくる。全体がとても落ち着いて滑らか、だけど、エネルギー感もしっかりある。長年、このケーブルで満足していたのだから、今回もはじめからパワーリベラメンテにしとけばよかったのでした(笑)。

 

そんなこんなで、翌日日曜は終日お仕事だったので、夜、しっかり聞きました。

 

いやいやいや、、Eー800ってこんなにいい音だったの!? 

 

最後に聞いたのは、4月ごろだったか、、あのときは、もちょっと、硬い、ガサッというような感じがあったけれども、、

 

手もとにあったリームのバイオリン協奏曲をSA-10で鳴らしたのだけども、、精緻で、スピードも速い、、低中音も実に豊か、、この盤、録音がすばらしい! 

フォルテシモも団子にならず、部屋中に広がる、、805D3が鳴りきってる。

なにより、音全体の様子が、ほのかにあたたかい、、肌触り感があって、ここちよい、、

何かやったか? あっそうだ! 電源ケーブルをパワーリベラメンテに交換したとき、いただいた「USBダンパー」をアンプの差し込みとケーブルの間に挿入したのだった、、あれか!? 

 

805D3をPM-10で鳴らしてきて、エージングもしっかり完了したということもあるのだろうな。E-800も導入してから、そろそろ2年になろうとしております。なんとなく、もやっとした音だなあと感じていたけれども、、システム全体が落ち着いたところでの、この音の変容ということなんだろうけれど、、いや、これは、予想をはるかに超える、あたしの好みの音になったわ、、、

 

ファイル再生の音は、どうなるのかと思ったからたまらない、速攻でPCを立ち上げて、、ジャズ、、ピアノトリオを鳴らしてみた、、

 

うわ、この音の厚み、豊かさはどうだろう、、アキュの音は精緻で美しいけれど、ちょっと華奢、、みたいな先入観があるかもしれないけれども、、今のE-800は、マッキンのアンプにも似た、太さと艶とこくがでております。ん~もちろん、マッキンとは違うけれども、

 

あたしは、これまで、アキュのアンプをセパレートも含めて何台も使ってきたけれども、E-800と805D3の今の音の様子が、一番好ましいな(笑)。もちろん、ケーブルとか、そこここに、インフラノイズのアイテムを使っていることも間違いなく、この音の良さに貢献してるけれども(笑)。

 

 

8畳のお部屋だけど、極上の音で、音楽をしっかり楽しみたいっていう、あたしみたいな、どちらというと、オディオよりも「音楽」の方に振れてきた向きにとっては、このコンビは、ある意味最上のコンビかもしれません。

 

マランツPM-10の音も、文句の無い音。しかし、E-800の音に比べると、なにかこう、本当によくできたCGを見ているようと言えばよいか、、非常によくできた「アニメ」というか、ほんのちょっとの人工的部分が見え隠れするときがあるけれど(もちろんオディオ機器はすべて人口的なのだけど)、、、E-800は、そのほんのりとしたあたたかさと肌触りの良さを基調した上で、オディオ的な精度が、非常にうまい具合バランスされていて、より「ヒューマン」な感じの様子で、さすがアキュフェーズという感じなのであります(笑)。

 

いや、しかし、ほんとに、システム全体がなじんで、本当に良い音が出るまで、やっぱり2年ぐらいかかるものだなというのを今回実感しました。 

 

今週はもう10月。秋から、来年の春まで、E-800をメインに音楽を楽しみましょう。PM-10は、来年までお休み、、ありがと、、

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 


 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2184

Trending Articles