昨日の夕方、メインシステムにも灯をいれとかんといかん! と30分ほどあっためる間に、シャワーやらなにやらを終えて、さあ、聞きましょう!
最近は、バッハととか、そんなのばっかり聞いてるから、今日は、オケがガンガンなりまくる曲を鳴らしましょうと、この間実家からもってきたガリベルティーニのマーラ交響曲全集から3番CDを取り出しました。
(これっ!)
昔は、よくマーラーとか聞きましたね。オディオに入れあげてるときは、マーラーを納得できる音調で鳴らしたいとがんばっていたけれど、うちでは、まあ無理だわと悟ったのは、ついこのごろのこと。
さて、聞きましょう。3番です。こうやって、あらためて聞くと、この録音そんなに良くないです。
全体的にこもった感じがして、もやがかかっているようなのだけど、ソロ演奏のときは、とてもくっきりになって、バランスがちょっとちぐはぐな感じであります。演奏は、客観的でとても良いけれど、録音で損してるなあとおもいます。他の曲、例えば「大地の歌」なんかは、とても良い録音だったと記憶するけれども。
そして、やっぱりマーラーって、ダイナミックレンジがやっぱり広くて、FFからPPのバランスは大変難しいですね。つまりボリュームの設定がとても難しいのですね。ちょっと小さいかなと思って、ボリュームを上がると、FFでは、阿鼻叫喚になって、また下げるなんてことを繰り返して、ちょっとも落ち着かない。バッハとかだったら、こんなことないのにね。
そんなことを思いながら、CD1枚を聞き終えたのだけど、う~むちょっと疲れましたね(笑)。バッハなら、聞いたなあっていう充実感があるけれど、マーラーの場合は、ちょっと疲れました、、、 マーラーも、もちょつと落ちついた演奏ならいいのかもしれないけれど、、
で、そのあと、最近よく見てる、この方の動画を見てたら、偶然、マーラー3番の推薦CDについての番組があったので、見てみると、
(多分、翻訳機能をONにすると、日本字幕が出ると思うが、、)
これがなかなか面白かった。小沢さんとBSOとか、あたしも全集をもってるシャーイとコンセルとヘボウの盤とか推薦されておりましたが、さて彼のベスト盤は、バーンスタインとNYPO盤。 80年代にNYPOとの録音ももちろん美しいが、バ氏が60年代に録音した盤を同曲最高の録音としています。
あたしは、80年代のデジタル録音盤は持っているけれど、旧盤はもってないんだなあ、、、SPOTIFYかYOUTUBEとかで聞いてみましょう、、
それにしても、マーラーは、これから、頻繁に聞く音楽ではなくなったような気がする、、聞いていて、とてもつかれます。
バッハの音楽はとても抽象的で、聞いていて頭がすっきりするけれど、マーラーの音楽は、体の方が疲れてしまう感じ。マーラーの音楽を聞くには、体力とエネルギーが必要ですね。 すっきりした演奏で聞きたいなあ、、マーラー、、、