Quantcast
Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2184

なにかと、、、

$
0
0

週末もびったり仕事。今週前半も忙しい、、なかなかオディオをする時間がありません。

 

それでも、シベリウススピーカーの調整を続けています。

 

しかし、何回も書きますが、ちょっとした位置調整だけで、音ががらりと変わる。やっぱりエンクロジャーが音の基盤となるこの種のスピーカーを、狭い部屋で鳴らす場合は、スピーカーのポジション決めはなかなか難しいなあと思います。

 

さて、シベリウス。説明書と一緒に、このCDが付いてきました。

 

このスピーカーの設計者である、ハーレィさんは、主にクラッシック音楽の録音エンジニアでもあるので、自信作(?)の本CDを購入者に進呈しているというこなんだと思います。

 

さて、今まで、耳タコCDでスピーカ―の位置決めをしていて、まあまあいいところまでいったかなあと思っていたのでしたが、そういえば、付録CD、まだ聞いてなかった。スピーカーの設計者自信が制作したCDなら、このスピーカーの音決めに使われたはずだ。それなら、このCD鳴らしみないいけないと、回してみたのでした。

 

ん~。とっても良い録音というのはわかる。特に高域は特に美しいけれど、中低域がスカスカ、、音のバランスが高域によって、なんともボディ感のない音なのであります。

 

この中低音が極めて厚いスピーカーの設計者が、こんな痩せた録音はするはずがないなあと、これは、スピーカーのポジショニングがうまくいってないのかもしれません。

 

では、他のピアノ独奏のCDもかけてみましょうと、ホロヴィッツの独奏盤(ザ マジックオブ ホロヴィッツ 80年ごろのデジタル録音盤)。

 

ああ、やっぱり、スカスカな音になりました(笑)。805D3では、実に厚みがあって、高域もとても伸びて、響が実に美しく聞きごたえのある音だったのに、全くあの域までいってないない。今の状態のシベリウスでは、、、

 

それでは、付録CDをリファレンスをして、再度、シベリウスの位置調整をすることにしました。

 

でもって、このCDを聞きながら、スピーカーを前後左右。内振り、外振りなど、ミリ、センチ単位で動かしながら音を聞いていきます。30分ぐらいいろいろトライして、なんとか、中低域に厚味が出てきました。ここから、さらに追い込みます。

 

すると、なんとか全体的に厚味が加わり、バランスのとれた音の様子が出てきました。

 

さっきのスカスカでなくて、ボディ感が乗ってきて、気持ちの良い音になりました。

 

では、ホロヴィッツ盤はどうか。ああ、こちらも、全体のバランスが取れてきました。ん~でも、この盤にっいては、B&Wの方がよかったな。80年代は、クラシックの録音のモニタースピーカーは、B&Wだったからだろうか、、

 

ピアノの音は、805D3の音が良かった、というか、805D3はピアノの再生が得意だからでしょうか、、 

 

まあ、全てのCDが、シベリウスであっても、うまく鳴るっていうことはない。オーケストラとか弦楽器の鳴りの美しさは、805D3より、シベリウスの方が、あたし的には、好ましいということか、、

それぞれのスピーカーの得手不得手と理解いたしましょう、、

 

そんなことをやっていた週末でありました。

チェリのリスボンライブ、まだ聞いておりません、、、

シベリウスの調整もまだまだ続く、、

 

 

 

 



 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2184

Trending Articles