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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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インフラノイズのデジタルアイテムたちは、10年早すぎた、、

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このところ玉のアンプでシベリウススピーカーを鳴らしているいます。

再生は、今のところ全てデジタル。しかも、インフラノイズ社が10数年前にリリスーしたデジタル機器を久しぶりに使っているところです。

 

使っているのは、DDコンバターUSB-201、DACのDAC-1。そしてワードクロックには、GPS777。

 

WINDOWS10のPCを使って、上のデジタルマシンを接続しています。ケーブルもインフラノイズ製、そうして、機器間には、デジタル、USB、アナログアキュライザー各種を併用しています。電源ケーブルは、付属品(これが一番バランスが良いと言われている)。

(USB-201もDAC-1も見かけは、ほとんど同じ)

 

そして、そういえば、こういうのもあったと探したら、ありました。

音楽専用USBメモリー「USB-5」。

PCオーディオがスタートとしたころ、PC内臓のHDDから再生するよりも、いったん外付けのメモリーにファイルを移動して、そこから再生した方が音質が良いということで、このアイテムも登場したのでした。音質の良さは、全くその通りだったけれど、外付け大容量のHDDとかを使うようになって、すっかりこのアイテムしまいこんだままになっていたのでした。

 

さて、ひさしぶりに往年のデジタル機器を使ってみたのですが、これが実に音が良い。もともと、インフラノイズのラインでデジタル再生した音は「実に濃厚」、「アナログを彷彿とさせる」など。当時、そんなふうに評価されたのでした。

しかし、一方、その頃、あたしも泣かされたのは、PCと機器のリンクがうまくいかないことが頻繁にあって、PCを再起動したり、あれこれやって何とかリンクさせるなど、苦労したものでした。

 

しかし、今回、スペックの飛躍的にあがったDELLのノートPCを使ってみたら、あらら、もう全く問題なく、即座にリンクしちゃいますから、おどろきです! PCのオーディオ機能が飛躍的に増強されたからでしょうね。UBSケーブルで、全く問題なく接続しますから、、

 

音は、やっぱり当時の評価のとおり、非常に濃い、、、全く線的ではなくて、ひとつひとつの音のブレンディングの具合がすこぶる良い。あらためてDAC-1の音の良さが理解できます。

 

ネットの記事なんかみると、これらの製品はもうインフラノイズのヴィンテージ機器だ==なんて書いてあるものがありますが、いやいや、音聞いてみると、全くビンテージではない。

 

この濃厚かつ絶妙にブレンディングされた音は、マランツSA-10と比べても一歩もひけをとりませんね。むしろ、インフラノイズラインの音と比べると、確かに音の精度は上がっているけれど、SA-10はちょっと神経質な感じに聞こえます。インフラノイズのデジタル機器が再生する音は、なにしろ、そういう神経質なところが一切なく、大変気持ちの良い音。長時間聞いていても全く疲れない。

 

こうやって、聞いてると、インフラノイズのデジタル機器ってヴィンテージでもなんでもなくて、逆に10数年早や過ぎたのかもしれません。音については、上のとおり今でも、大変にすばらしい。そして、今のPCを使うと、ノートラブル・ノーストレスでリンクしてしまうし、再生ソフトも10年前より良いものがたくさんある。

 

インフラノイズのデジタル機器をお持ちで、しまったままにしてある音もだちは、今一度、使ってみたらどうでしょう。

 

おっと、そしてUSBー5にファイルを移動して、再生した音は、、、さらにリアルで美しくなりますね。SNもぐんと上がった感じがしました。

 

PCオーディオについては、あたしは、これ以上のことはしないつもりです。NASだとか、ネットワークだとか、ミュージックサーバーとか、もう無理無理。CDとアナログもあるし、インフラノイズの機器でファイルを再生することで、もう十分十分。

 

この環境で、音楽は十分に楽しめる! 
 


 



 

 



 


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