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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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連休は終わりましたが、、シベリウスを玉アンプで鳴らすと、、

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昨日で今年のゴールデンウィークが終わりましたねえ、、

とは言え、あたしは、ずっと仕事で、今日から少しづつ代休などを取る予定、、

 

それにしても、還暦過ぎると、休みがないと疲れますね。あたしなんか、連休途中でちょっとダウンしてしまった。60歳過ぎたら、体に気を付けないといけませんね(笑)。

 

さて、はるばるベルギーから来たフルレンジスピーカー「シベリウス」が到着して、1か月が過ぎました。到着から、鳴らさなかった日は無く、、だんだんとエージングも効いて音も良くなってきたみたいであります。

 

昨日、あたしの師匠格の音もだちが、お昼休みにちょっとだけ聞きにきてくれました。

 

曰く、、全くこの音がフルレンジとは信じられない。目を閉じて聞いたら、マルチウェイにしか聞こえない、、、と、あらためて感心していられた、、

 

ほんとに聞いてみないとシベリウスの音はイメージできないと思います。ジャズとかきいてもベース、ドラムスの音もぶりぶりぶりでて、全くこじんまりした音ではないのです。サックスなんかは、実にこ~なまめかしくね(笑)。大変良いです。

 

能率は公称87dbなのだけど、玉のシングルアンプで鳴らしても、必要十分以上なスケール感、どう聞いても90dbは超えていると思うけれど、それだけエンクロージャーのリスポンスが良いということなんだろうか、、

 

あっそうそう、昨日、この音もだちが、玉のプリつけてみたらと貸してくれたのが、クイックシールバーというあたしも全く知らなかったメーカーのもの。そうして、こちらも拝借中のVT62という軍事用の送信管を使ったメインアンプ。

 

 

このラインで鳴らすシベリウスの音は、ちょっと聞きでは、トランジスタアンプみたくスピードが速く、豊かなエネルギー、高解像なんだけど、、音のほぐれぐあい、倍音の伸びが、はE-800でも得られなかったもの、、、

 

驚くほどの低音の沈み具合は、E-800よりも深い感じ、、、

ん~多分7Wぐらいしかパワー無いんだけどね(笑)。VT62アンプの音に比べると、300Bの音は、やや平面的というか、カスミがかかった感じか、、もちろん、そこのところが魅力なのだけども、、、

 

しっかり音楽と向き合って聞くならVT62、しっとりゆったり楽しむなら300Bか、、なんて使い訳ができるかもしれません。E-800は、VT62と300Bの音を足して2で割って、SNがぐ~んと上がったような音と言えば良いか(笑)。

 

それにしても、シベリウスは、接続するアンプで音がすごく変わる。その理由は、設計者のハーレーさんによると、「フルレンジなので、ネットワーク回路とかがないので、アンプとスピーカーが直結するのでアンプの音が素直に出てくる」とのこと、、

確かにそのように聞こえます。

 

手持ちのアンプのどれをつないでも、大変良く鳴る。

異なるのは「音の様子」、、これはこれで大変面白いです。

 

おとといまではE-800をつないで、いいな~と思っていたけれど、VT62アンプでは、エネルギー感豊かな美音!につつまれてよがっているところ(笑)。

 

今日から少しづつ代休を取っていくので、また300Bも繋いで聞いてみましょう。

 

 

注意: クイックシルバープリのボリューム部分を見てほしいのだけど、インフラノイズのボリュームアキュライザー2個を適用しています。これで音のほぐれ具合がものすごく良くなった! 適用直後から分かる音の違いは、驚異的!詳しくは、待て次号! 

 

 

 


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