連休中は、ずっと仕事だったので、今週は昨日から午後に代休をいただくことにしました。
で、昨日は午前中早くに仕事を切り上げて帰宅。お昼ご飯をいただいてから久しぶりに実家のおそうじに行きました。こちらのCD、LP棚を整理。
新しいスピーカーで聞きたいCDとかを物色します。おお! ブーレーズのストラビンスキセットがありました。このセット、だいぶ前にかったのだけど、あんまり聞いてなかったなあ。録音がそんなに良くなかったような記憶があるが、、さて、新しいSPで聞いたらどうか? とうことで、今回自宅に持ち帰ります。
最近は玉アンプでしあわせなんて言ってましたが、昨日は、またアキュのE-800にもどして、SA-10で「ペトルーシュカ」を聞きます。91年ごろクリーブランド響との録音。ちょうどうちの息子が生まれたころの録音。あの頃は、まだブーレーズも元気だったのでした。
さて、どうか、、
この盤、過去、アキュのセパレートアンプとB&W802SDなどいくつかのシステムでかけたことがあるけれど、いつもなにかこうもや~っとして、それほど透明な感じの録音ではないように聞こえました。響とかも曖昧な感じがして、それほど楽しめなかった、、
さて、今回シベリウスで、このCDがどう鳴るか、、
結論から言うと、「びっくりした!」(笑)。
これまで使った、どのスピーカーよりも、この音楽が楽しめた! SA-10の力もあるんだけろうけれど、やっぱり、シベリウスSPとE-800の相性がものすごく良いのだと思います。
なにしろ、オーケストラの音色が様々に変わっていく!今回このスピーカで聞いてはじめてわかりました。そして精緻なオケの響き!
クリーブランドって、セルの時代の音も大好きだけど、いやブーレーズの指揮の下で、こんな音を出してたんだとおどろきます。
そうして、何より驚いたのは、この10センチフルレンジのスピーカーが、大太鼓など打楽器の音を、実にリアルに出したことでした。
グランカッサの強打なんかは、厚くて太い低音が部屋をまるで揺らす感じ(笑)。なんで、こんな小さなシングルドライバーなのに、こんな低音が出るの?
アンプをE-800にもどしたのも功を奏したのだと思います。なにしろ、このでかさ。強力な電源を積んでいるからこその、ゆるぎない低域の充実感。いや、繰り返すけれど、10センチシングルドライバーの音ぢゃありません(笑)。E-800は、シベリウスSPを隅からすみまで鳴らし切っている感じですね、、、
とういうことで、昨晩は、「ペトルーシュカ」を堪能。
しかし、シベリウスSP、どれだけのポテンシャルもってるんだろう? 鳴らし始めて、まだ1か月なのに、この音は、、エンクロージャーがこれからさらに落ち着いていくだろうか、音はさらに変わっていくんだろうけれど、楽しみです。