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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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タンノイの音、、、 

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このところしっかりタンノイの初期型スターリングを聞きこんでいました。

 

とっても魅力的な音で、しばらくこのままオディオ部屋に置いておこうかとも思いました。しかし結局、実家へもっていってあちらで鳴らすことにしました。 

 

スターリングは、ユニットと箱全体が鳴ることで、音に独特の立体感がありますね。その点、あたしの所有する他のスピーカーと違うと思います。スピーカーのまわりにふわ~っと音楽が広がって、特にクラッシック音楽の再生は、なんとも言えない魅力がありますね。弦の音も、やや線的ではあるけれども、芯があって悪くない、、、低中音も豊かにふわ~っと大変良いのだけど、、、 全体的にややあたし的には、積極性に乏しいという感じが残ります。

 

もちろん、この個体の状態がそんないいと言えないので、オーバーホールしないと実力が分からないということもあると思うけれど、、、

 

うちのメインであるシベリウス(フルレンジ)をちょっと前からアキュフェーズのE-800で鳴らしているだけど、こちらのナチュラルで豊かな音(肉感的とでも言って良いかも)に比べると、スターリングのそれは、ややうすいかなという感じ、、シベリウスで鳴らしたときに部屋いっぱいに音楽がひろがっていく様は、実にここちよいです。 

 

LA3/5Aも、このごろアキュフェーズのEー213で鳴らしているだけど、これがサイズを感じさせないぐらい豊かで、厚い音でなって、しかも、先に書いたように音楽がうまくハーモナイズし、全く文句ない音なのであります。

 

スターリングをオディオ部屋に持ってくる前は、シベリウスとLA3/5Aを交互に鳴らしていて、それほど違和感を感じなかったけれど、スターリングのキャラは、やはりいい意味で異質。 

 

タンノイファンの方は、やはり、このスピーカーの独特なキャラに魅力に魅かれるっていうことなんだと思う。あたしも、この魅惑的なキャラにはまりそうなのだけど(笑)。

 

でも、やっぱり、あたしの好みと、ちょっと違うのですね(笑)。スターリングをメインで聞いていくかいと自問すると、いやあ、やっぱりちょっと違うかなあと自答したのでありました。

 

ということで、ちょっと後ろ髪をひかれる思いもあったのだけど、部屋は8畳しかない。LS3/5Aをもどして、スターリングは実家で鳴らすことにして、今朝、すでに移動済(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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