という訳で、盟友S君がオーディオ道場にいきたいというので、あたしもだいぶごぶさたなので、よし行こうとうことになったのでした。それが、12日土曜日の午後。
お客さん多いかなあとやや心配しつつも、到着していたら、片山マスターが、ひとりでなにやら外で作業中。
ひさしぶりにきましたよ~と近づいていくと、あらら、生きとったと~!?と返してくれました。相変わらず意気軒高な片山マスター。軽トラの荷台に、三菱のモニタースピーカーの箱にタンノイのヴィンテージユニットを取り付け作業中でしたが、あたしらが来たので、中止して、アトリエに招き入れてくれました。
久しぶりのアトリエ、、、さまざまなスピーカー、アンプ、その他混然一体となっている状態は、少しも変わらず、逆に安心しました(笑)。
最近何しよると?とマスターが聞くので、Mもちゃんのお店で聞いたアキシオムがとてもこころに残ってるとですよ~というと、
な~んアキシオムなからここにもあるたいと、早速鳴らしてくれました(すまん写真と詳細がわからん)。これが、またすごく良い。弦の音の繊細さは、他のどこでも聞いたことのない美音、、、ああやっぱりアキシオムいいなあ、、
アトリエの今のメインは、アルテックのA7(改造)、JBLユニットを使ったシステム(片山マスターのアレンジメント)。そいつらを、300Bシングルで鳴らしています。
あれれ音調がずいぶん変わったような感じ、、優しいというか、柔らかいというか、包まれるような感じであります。だからといって弱弱しくはなく、力は十分にあるけれど、きつい音が全くしなくて、実にスムーズ、、ああ、いい音だあ、、、サックスの音が実に美しく響く、あれれ、音変わりましたねとあたしが言うと、片山マスターがにやり、、いろいろやりよったとたいと、さらに、にやり、、
今日は時間あると?とマスターが聞くので、同窓会は6時だから、もちろんとこたえると、それならと、あたしらをメインホールへ連れていってくれた。のは良いが、いつもの玄関ぢゃなくて、手前の部屋の廊下から上がんなさいと言うので、あがってみると、、
おお! なんと、あたらしい空間が出現しました。 なんですかあ、これ!?と聞くと
むかしHさんがおらした場所をリフォームして、ジャズ部屋にしたとたいと、マスター。
たしかに、床もフロアリングになっているし、天井がなくなって、屋根が見える、つまり高い空間になっている。
そうして、JBLランサー(オリジナル)と横には、マスターによるJBLユニットのアレンジメントシステム、、
CDPは、TEACのVRDS器(コンデンサーをOSコンに交換)、プリは、ダイナベクターの玉アンプ、メインは、玉シングル(詳細分からずすまぬ)。
小ぶりのランサーから、ストレートでマッシブなジャズが飛び出てきます。すこしエッジイな感じが、ジャズには良いアクセントになって、く~ったまらんジャズ音! しかも空間が広くて、高いから、楽器がまっすぐ飛んできます。いや~これは、気持ち良い。いや~じつによか! よか! 音なのであります。
なにしろベースの音が分厚くて、太い。しかし、全く緩むことなく、実にしっかりしまっておる。
ピアノトリオの音は、実においしい音なのであります。これこそJBLだよね~という音ですねえ。
しかし、スピーカーのセッティングは、写真を見てみると、わかると思うけれど、まったく半端ぢゃない。一体どこから持ってきたとですか、と思うほどのでかい丸太をカットしたボード。スピーカー背面の板など、、片山マスターの長年の経験と勘でフィニッシュしたもの、、機械だけの力ぢゃないことは、長い付き合いだから分かります(笑)。音出しながら、チューニングしたのですねと言うと、マスターが、またにやり(笑)。
ジャズをしっかりこころから堪能したい!と欲するなら、ここは、まさに聖地だわ!
あたしは、大音量派では全くないけれど、このシステムならちょっとボリューム上げて聞きたくなるなあ、、
もちろん、うちのメインスピーカーは、フルレンジ一発だから、ここの音みたいな音は望むべくもないのだけど、あれはあたしの好みの音であるので全くOKです。うちでは、部屋も狭いし、JBLは4312もあるので、十分なのであります。
しかし、オーディオ道場の新ジャズコーナーは、ジャズファンの音もだちには、ぜったいたまらん音だと思うよ!
是非、行ってみるべし!
そして、この部屋からメインホールに移動してあたしらが聞いたのは、、、、
待て次号!