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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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ひとまわり年上の方、、、

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ローカルラジオ局でもう30年以上も続いている土曜日午後の番組のDJのEさんが、ちょっと前の放送で知人が出した小説がとてもおもしろいからと紹介されていた。

 

この前、図書館にいったら、ちょうどその本が新刊紹介コーナーに展示してあったので、思わず借りて、よみました。

たんぽぽ 一九七〇年 秋 - 本・雑誌のご紹介 - 熊日出版|熊日サービス開発株式会社 熊本日日新聞社グループ

1970年当時の熊本の若者の音楽と旅と恋の物語で、著者の実体験もそこここにか垣間見えるというもの、、

 

主な登場人物は、熊本市の高校生で、その当時のフォークやらロックやら、おもしろかったのは、熊本の街の風景なんかも書き込んであって、あたしは、登場人物のみなさんより一回り下の世代なんだけど、とてもなつかしく感じました。 

 

読んでいて思ったのは、やっぱりその当時の十代のみなさんは、あたしらがその年齢だぅた頃よりずっと大人だったというか、時代が当時の若者をそうさせたいたのかもしれないけれど、なにか十代後半で精神的に成熟されていたんだなあとかんじました。 

 

そ~言えば、あたしのお隣の家にも、この世代のおねえさんがいて、あたしが子どものときにとてもやさしくしてもらっておりました。子どもながらにも、なにかちょっとあこがれたというか、おとなの女性を感じたというか(笑)。ひとまわり上の人たちは、あたしのオディオの師匠も、そうだけども、やっぱり、あたしらの育った時代というか社会環境というかが、ずいぶんが違っていたので、あたしらと何か基本的なありかたがずいぶん違うなあと感じるときがありますね。

 

小説は、とてもおもしろかった。特に、ピンクフロイドの日本発の箱根でのコンサートの部分は、よかった、、、

 

あの当時のギンギンにぶっとんでたピンクフロイドを生で見られるなんて、すごいことだ、、、

 

やさしかったおとなりのおねえちゃんは、そのうち結婚して、あたしが高校を卒業するころに、小さいお子さんを二人残して病気で他界されました。

 

亡くなられるちょっと前に、実家に帰ってきたおねえちゃんとあったとき、包帯で頭をぐるぐるにまいて、少し話をしたけれど、きつそうだったな。今もときどき、おねえちゃんのことを思い出す。すると、何か胸があつくなるんです、、、、大人の女の人へのあこがれだったんだろうか、、、なつかしい、、、 

 

いいひとたちは、なぜか早くになくなりますね、、

この本を読んでいて、昔のことをいろいろ思い出しました、、、

 

 

 

 

 

 


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