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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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B&Wスピーカーのサムシング、、、

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さて、GPS-777がすごいすごいと言ってるだけでは面白くないから、手もちのSPをいろいろSATRIアンプに繋いで聞いてみることにした。


先ず、大昔のSP ヤマハのNS-100M。これはこの間リサイクルショップで見つけたもの、、実にきれいな品物でありました。この間、見つけたB&WのDM-602もここでゲットしたもの。




さて、NS-100Mでキースとかを聞いてみる。おお!いいわ、シンバルのシズル感がたまらん、、ベースも深いなあ、なにしろピアノの音がうつくしいの! 


そう言えば、あたしがオディオ馬鹿一代としてはじめて購入したSPは何をかくさんNS-1000Mだったのだけど、購入の決め手はやっぱりピアノの音の美しさ、きらびやかさでしたの、、NS-100Mはゼロがひとつ少ないけど、おなじような鳴り方だと感じる、、



スタンのサックスも伸びやか、ピアノ伴奏のケニー・バロンもこんなにうまかったのかとあらためて感服、、



NS-100Mなかなかやるバイと思いながら、いろいろと聞いていくのでしたが、ふと、これって音はとても良く出ているけど、何かが足りんぞお、、と感じてきた。



なんだろう、そうB&Wの音にはあったあのサムシングがないのですね、、お~何なんだあと言いながら、あたしは100MからB&WのDM-602に急ぎ繋ぎ変えて、キースを聞いた、、おお、こっちの方があたしは好きだ、、100Mになかったサムシングが確かにある。

なんだろう、なんだろうと考えた。B&Wの方が音が穏やかというか自然というか、滑らかというか、音全体に落ち着きと艶と柔らかさがある。





ちょっと中低音がゆっくり目という作り方なのかもしれないけど、なんとも聞いていて体のちからがほぐされていくような感覚、、、触感があるのね、このSPには、、音楽聞いてゆったりできる音、、、音全体が柔らかくて、無音のときもやわらかい無音というのか、、

一方、100Mなんだけど、音は出てる。確かにB&Wに比べてもクリアーに出てる。でも何かものたりない。


B&Wの持つサムシングがない、、もちろんこの音に惹かれる人も少なくないと思う、この音にサムシングを感じる人がいるんだと思うけど、あたしはB&Wの方が好き、、B&Wは音楽好きの人が作ったSPという感じがする。

という訳でSATRI+GPS-777ラインのSPにはB&W DM-602で固定することにした。これで聞くクラッシックはとても良い。あまりに心地良いので、メインの802SDを最近鳴らしてないのですよ(笑)。

802SDにも同じようなサムシングがある。解像度とかダイナミックレンジとか、もうそれは桁違いなんだけど、バジェットプライスのSPにも同じようなサムシングが通底してのはいいなあと思う。あたしはやっぱりこのモダンな英国の音が好きなんだなあと思った。


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