ということで、今度はアナログもいろいろやってみることにした。デンオンのプレイヤーを使っていたのだけど、こいつを、しまってあったリンのLP-12に交換してみることにした。
リンにはSMEの3009っていうアームがついているのだけど、この調整方法が難しい。
ステレオ誌の付録についていた瀬川冬樹先生の調整方法ハンドブックやネットの情報を見てやっとなんとか、ようよう調整できた(もちろん確実にできたかどうか自信がないのだけど)。カートリッジはデンオンのDL-103だからウエイトには100円玉を2枚ほどテープで張ってしのぐ(笑)。
実はLP-12がそれほど良い音なのかどうか、はっきり分からなかったのでした。むしろデンオンプレイヤーの方が調整も簡単、音もそこそこ良かったので、わざわざLP-12に替えることもないかと思ったのだけど、いやいや機械はたまに通電しないと悪くなるとういうことで、思い腰をあげて今回実行!
SMEアームの調整もなんとか終えた後、聞いたら、、ああ、このプレイヤーを多くの人が好んで使っている訳が今回実感できた。だって、全然音が良いもの(笑)。
音の実感というか、艶というか、そんなことの存在感が実に強い! ピアノの響が美しい。音の余韻も十分。オケの音も実に美しくも力づよい! アームだけじゃなくて、LP-12本体の調整も追い込めばもっとよくなる予感。
今のまんまでもジャズはとても良い。そんなこんなんで、「マイルス・スマイルス」のB面全曲を聞いてしまう。
イコライザーはやっぱりSATRI、こいつを電流伝送でプリに送って、そこからメインに送る、、で、SPはB&WのDM-602。ああよかばい!よかばい! 肩の力を抜いて、ゆっくり聞いていられる様相、、
いろいろあるけれど、いい音楽を、いい音で聴けてれば、まあ、そこそこしあわせではないかと十分に実感した日曜日でありました。