感じるのは、パワーリベラメンテを導入後は、音全体がアナログのように鳴るということです。なんというか、アナログの針で丁寧に音溝をなぞって出てくるような存在感の濃密な音です。それも、ちょっと前にラジオで聞いた蓄音機の音(電気を通さず針だけででかい音響版を震わすもの)の感じを彷彿とさせるのですね。とても不思議なんだけど、そのような感じがする。
今のシステムでCDを聞いていると、まるでCDを聞いているという感じがしない。音楽だけが立ち上がってくるっていう印象があります。CD独特のクセのようなものが、すべてなくなって録音されている音だけが立ち上がってくるような感じ。しかも、これも書いておきたいのだけど、CDPにクロックを入れたときのように音のピントがぐっとあってくるような印象も強いのです、、
ともかく、今まで使ってきた電源ケーブルとは全く何かが違う。それは多分オールドマークレヴィンソンのアンプのように、レビンソンっていう人が音を聞きながら、納得するまで音を練り上げた結論がML-6やML-2Lであったりしたと同じように、音楽家 秋葉社長が音を聞きながら精魂込めて作り上げたケーブルの音は、普通のケーブルの音と違うのは当然だという気がする。まさに唯一無二のケーブルであります。
まだまだ、音は良くなると思う。うちでは、パワーリベラメンテの実力が十分に発揮されているとは到底言えないと思う。まだまだです。これからにさらに鳴らしこんで、どうなるのか。期待できますね。追ってまた報告しますよ。