Quantcast
Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2184

DG-58 再調整② ブーレーズのラベル作品集

$
0
0

とういう訳で、カーブ的には実にへんなのだけど、出てくる音は自分の好みにしあがったので、どんどんCDを聞いていきます。


調整がある程度うまくいくと、どうも音場が3次元的にひろがっていくっていう効果が出てくるみたい。調整がうまくいかない状態では音場は狭いは響はにごるは、、音楽を楽しむ音ではないのですね。


繰り返すけれど、実にへんてこなカーブなんだけど、個人的にはまずますいい音になってきた。だけど、ちょっと感じるのは、音にちょっとなんというかちょっとした「白っぽさ」がほんの少し、感じられるところ、、これはなんだろうか、、やっぱり機器をかましているために出てくるノイズみたいなものなのかしらん。しかしこれは意識すると感じられるもので、ふつ~に聞いているときは全く感じられないレベル、、エージングで消えていくんだと思う、、


で、今回はA-70をメインアンプで再度調整したということなんだけど、あらためてこのアンプの優秀さを発見しましたね。ものすごい繊細な表現もできるし、パワフルでもある、、な~るほど、すごいと思いました。


特に、この盤を昨日ひさしぶりに回してそれを思った。それは、

ブレーズ指揮、 クリーブランド管弦楽団 レベル作品集!


ラベルはあたしが特に好きな作曲家で、このCD集もよく聞いたものだけど、あんまり音がよくないなあと思っていて、どちからと言えば小澤さんがボストン響で入れたものがお気に入りだったのでした。


で、今回、どうかなと思ってひさしぶりに回した。曲は「クープランの墓組曲」。 


あたしは思わずうなってしまった、、今まで聞こえなかった音が聞こえるだけではなく、音が弾ける! 俊敏なリズムと響の絡みが、透けるように見えて、しかも、これって弦の音か!?と思わせるほど、ガラスの細工ような音づくり、、


ん~こんな音ではこれまで鳴らなかったなあ、、しかし、ブーレーズのラベルが実はこんな音で録音されていたのをあたしは、今回はじめて聞いた。これはつまりDG-58で調整された音を、A-70がいかに正確に忠実に再現したかということなんだろうなあ、、


DG-58の威力をはっきり認識しましたね。昨日は、、


という訳で、昨日の夕方から夜にかけては、オペラ、ジャズ、いろいろかけて、なるほどね~い~ねを一人くりかえす、、、







Viewing all articles
Browse latest Browse all 2184

Trending Articles