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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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レイボヴォヴィツを聞く、、ネットワークオディオ、、

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年末、おおそうじのときに事務所のオディオ環境をなんとか整備しないとなあと思って、放置されていたパイオニアのネットワークオーディオ機器 N-30と真面目に使ってみることにしました。そうして、ラックスマンのヘッドフォンアンプ自宅から持ってきて、ゼンハイザーのHD-800も宝のもちぐされ状態であったので、こちらも持ち込んで、さあ、ネットワークオーディオの再構築に取り組んだのでした。




ウィンドウズのメディアプレヤーが調子わるかったので、ネットでトラブルシューティング情報を確認して、なんとか解決。そのことで、ネットワークオーディオの基礎が理解できましたのは、怪我の功名(笑)。


要するにN-30っていう音楽専用のPCを、事務所内のネットワークに接続して、メインPCと連携させて、メインサーバー内の音楽ファイルをコントロールするっていうものなんだということが分かった。そのことで、NASっていうのがどういうものなのかというのも理解できた。やっとかという感じであります。


で、メインPCに入れていた音楽ファイルをあらためて整理したり、年末に届いたCDをリッピングしたりしておりました。


ちょうど、先に紹介したレボビッツのCDボックス(これは実は13枚入っていた)をしこしこリッピングしていて、昨日、いくつかのファイルを聞いてみた。





で、ワーグナーの「タンホイザー序曲」と聞いてみたのだけど、、、

いやあ、実に鮮やかというか、さわやか、晴れやかな演奏でありますなあ! 年末はあの一種狂気ともいえるムラヴィンスキーのCDを聞いていたこともあって、レボビッツさんのこういった自然でのびやかな音づくりは、とても新鮮でありました(笑)。


ワーグナーの音楽が重すぎず、かといってテンションがゆるむことなく、しかし、音楽の細部まで十分に聞かせる==という実にいわばモダンな演奏なんであります。しかし、この人は70年ごろには他界されているんだけど、、


他に「春の祭典」も聞いたけれど、音づくりは一貫して変わらない。テンションは充分にあるのだけど、晴朗!


ベートベンの交響曲も入っているようなので、これから聞いていきますね。


ところで、こうやって事務所のネットワークにつないだN-30なのだけど、、ラックスマンのアンプとHD-800の力もあるのだろうけれど、これがすこぶる良い音なのです!


ともかく静か、、SN比が良いのだろうけれど、ピアノの音の立ち上がりも早いし、自然に音が伸びるし、、事務所で聞くのがもったいないなあと思うほど、、


N-30については、いろいろ調べてみると、画面が小さいとか、音があんまりよくないとか酷評されているけれど、いやいや、本当にいい音ですよ(笑)。


お気に入りのマリアシュナイダーのCDもリッピングして聞いているけれど、とてもよい音で再生してくれて、文句のつけようがないです。


こうなったらあたしの事務所のPCにHDDでもつけて、音楽専用のファイルストレッジにして、楽しもうかなあと思っています。


家でネットワーク組んでいる人ってそんなにいないと思うけれど、事務所にはふつにネットワークがあると思うので、N-30程度の手ごろな価格のオディオを入れて、BGMとか(ネットラジオも当然聞けます)に使うのはとてもよいと思います。


しかしまあ、ネットワークオーディオの基礎を理解できてよかった。でもそれにやっぱりある程度の集中と努力が必要でありました。

そこを楽しめるか、あ~無理無理と敬遠するのか、人によって違うと思います。この人によって違うていうのが、ネットワークオディオの広がりの限界なのかあなあと思ったりする、、


でも、ネットワークオディオは音がいい!




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