毎朝毎朝、5時前にうちの犬と一緒にまだ夜もあけやらず早朝に散歩に参ります。
頭の中でマリア・シュナイダーの「ウィンターウォーク」の音楽を鳴らして、、、
寒い! 実に寒い!、、 骨がぎしぎしいうような、寒さなんです、、
それでも、おっさんと犬は、あるいています、、
まだ空には星たちが君臨しております。
ふと、東の空を見ると、ひさしぶりに さそり座がおおきく横たわっておりました、、赤い心臓のアンタレス(さそり座の1等星で赤い星)をかかえて、、
おおソラ! さそり座だねえ、、もう出てきたんだねえ
と犬に呼びかける、、
ご存じのとおり、さそり座は夏の星座なんでありまして、こいつが2月の早朝に東の空に君臨してるってことは、季節は確実に春なんだということですね、、
そういえば、宮沢賢治先生が「星めぐりの歌」っていうのを作っていて、それには赤い目玉のさそり~っていうくだりがあって、先生はアンタレスを目玉に見立ててたんだなあ、、
そんなこんなで、これからもいつもの時間に犬と散歩なんだけど、
少しづつ明るくなっていって、本当の春がくる、、