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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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NS-1000M②

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翌日、それでももいっかい鳴らしてみましょと、昨日と同じCECのアンプで鳴らしてみた。


すると、昨日気になっていたスコーカ―の歪が全く消えていて、実に美しいピアノの音なのでありました。


な、なんだ、なんだ、ぢゃ、でも、もしかしたら、鳴らしこんでいるうちに、もいっかい同じ症状がでるかなと、しばらく音を出したけれども、相変わらずきれいな音、、


夕食をはさんで、寝るまでの3、4時間鳴らしたけれど、歪は全くでない。何がどう幸いしたの分からないけれど、すべてがうまくいっております!


主にジャズを聴いたのだけど、どれも実にいい音でした。

やっぱり、中高域がはなやいだ、ちょっと線がはっきりした音であって、なにしろやっぱりピアノの音の美しさは、このSPだけのものですねえ。


低域がなかなか出ないという悪評があるけれど、いやいや出てますよ。CECのアンプだと出過ぎぐらいベースが出る。


このSPは74年から10年を超えて出ていた超ロングセラーだった訳だけど、実は現代アンプで鳴らしてこそ、本当に実力が分かるSPなのかもしれないなあと思った。


定位もすごく良くて、ベースがSPの真ん中に位置して、ピアノの音が左右に広がって、シンバルが鉄粉感を持ってなり響くのは、なかなか快感なんであります。


このSPで聞いていると、CECのアンプはさすがに一定以上のボリュームにあげると、音全体のバランスが少し崩れるような感じがある。アンプをちょっとグレードの良いものにすると良いかもしれない。アンプはSATRIからラックスマンなどと結構あるので、いろいろと繋げてみましょう。


さて、この30年も前のSPと今のB&Wの音を比較してみると、、

B&Wの方が音の滑らかさ、広がり、感触などはるかに良いけれど、、センモニがそれほど劣っているとは到底思えないのですね。


確かに独特の中高域の線の強い=独特のキャラクター=音だと思うけれど、それがちっとも変ではなくて、、ベリリウムツィターから出てくるピアノやシンバルの音は、、B&Wのダイヤモンドツィターの滑らかさや繊細さに比べれば、たしかのちょっとエッジのたった、無骨な感じなんではあるけれど、、悪くないです(笑)。


前のセンモニを友達に譲って、20年ぶりにセンモニをじっくり聞いたけれど、その当時はわからなかったセンモニの力を今回はじめて体験しております。


次のメインSPが決まるまで、まだ時間がかかるみたいだから、しばらくは、このセンモニを鳴らしこみます。



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