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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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NS-1000MとSATRIアンプ

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NS-1000Mを鳴らしこんでいたのだけど、実は次回センモニを手に入れてたらやろうと思っていたことがあったのでした。


それは、SATRIアンプでセンモニを鳴らしてみることでしたの。SATRIアンプを長年所有して、なかなかこれという相性の良いSPに合うことがなかったのだけど、だいぶ前にオディオ道場でSATRIでドライブされたセンモニの音をちょい聴きしたことがあって、それが大変に良い音だったものだから、チャンスがあってこのSPを手に入れたらSATRIアンプで鳴らしたいなあ~と思ったいたのでした。


という訳で、週末、実家に置いてあったSATRI機器を自宅へ持ってきた。アンプ:パワー150Wの大出力アンプ(製造完了)AMP-5540、プリ:PRE-7610、DACはDAC-2000。





DACはマランツのCDPと接続(同軸)。すべてのSATRI機器は電流伝送(SATRI LINK)で結ぶ。そうして、NS-1000Mを鳴らす。




一聴して驚いた。なんとも広がりのある、豊かで、しかし、芯の通った、実にいい音なんです! 下で書いた、ジャズ批評誌のべスト録音盤をかけてみたのだけど、どれも、すばらしい音できけた。


やっパリピアノがいい! 美しい高音、そして倍音がく~んと伸びる。一方、ベースもぐ~んと下までさがって、盤によっては、SPの真ん中にかちっと定位する。ベーシストの指使いまで聞こえる感じ、、





女性ボーカルも良い。ちょっとからっとした感じはあるけれど、声がすっと自然に前に出て、何も問題なし! 


SATRIアンプとセンモニは素晴らしい相性でした! ダイナミックな音でもあるのは、やはりセンモニの能率が今では90DBと高いこともあると思うのだけど、何しろ、パワーも十分。


SATRIーLINKで接続すると、SN比がアップして、繊細な音になるのだけど、環境によってはパワーがとほほになるときもあるのだけど、センモニについては、全くそういうことがない。


これだとパワー150WのAMP5540でなくて20WのAMP5512でも十分ドライブできるのではないかなあと考えております。という訳で今日、5512を取りに行ってきます。


そうして、昨日は午後から夜にかけて、ずっとセンモニをSATRIアンプで鳴らしていたのだけど、、、困ったことに(変ないい方だけど)

全く満足したのでした。


たしかに今のB&Wに比べると、細かな音=精緻な音=分析的な音は難しい、透明感、艶も若干低め、、だけれども、SATRI+センモニで聞く音楽は実に説得力のあるもので、ジャズなんかは、音楽にあわせて体が動いてしまう(笑)。


ハーベスとは全く違うキャラ。これはもう全く違う。ハーベスは一歩弾いて、音楽全体をしぶく描くような感じだけど、センモニはやっぱりもっと積極的に音を出す。


SATRIの音がこんなに濃厚に鳴ったのは初めてか、、、AMP5540があたたまると、音が実に柔らかくなって、ほら、コヒーにミルクをいれると、いい感じのあったかいブラウン色になるでしょ、あんな感じの音の感触になる。だから、あれだけいいなと思ったCECのアンプの音もちょっとエッジが立ちすぎてなあと感じるほど。


だから、一般的に言われるようなNS-1000Mの中・高域の派手さが、ぐっと落ち着いて、音楽的になりますね。


タンノイやJBLの昔のSPがヴィンテージとかいって、人気が高いらしいけれど、センモニは日本が生んだ、ヴィンテージSPではないかと、音(音楽)聞いてて思います。




あたしが中学3年の頃には、このSPはすでにあって、オディオ雑誌とか見てて、センモニに広告を見ては、こんな高いSPは一生買えないよなあと、オディオファンのともだちと、溜息をついていたものだったが、、、


なんの拍子か、おっさんのポケットマネーで手に入った、、

これもまたご縁、、、


B&Wが無い今、どうするか、ちょっと困っていたのだけど、センモニとSATRIで救われました(笑)。しばらくはこのコンビを鳴らします。さて、音はどう変わるか、、


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