まっていた! 火曜夜9時は、ミュージックバードの今やあたしにとっては異色のすたるじ~的名物番組
「ステレオ時代presents あの頃をプレイバック!温故知新オーディオ歴史館」
の放送時間だっ!! テレビとか見ていられないよっ! それに今回は待ちに待った、東北は盛岡の超ど級中古オディオショップ「三共無線特集!」の第2弾だったからなのであった。
で、あたしはいつもの通り、FMトランミッタにチューナーを接続して、寝室のBOSEをつけて9時5分前には待機、、
で、はじまりました! 今回は三共無線の外に野外スタジオを設営、そこからの実況録音であった。
あらすじはHPから引くと:
三共無線ロケの後編は小林専務を囲んでの中古オーディオ談義と、売り場で見付けた懐かしいレコードの視聴です。我われが2日かけても隅々まで探検することができなかった理由は、売り場の広さと品揃えの多さもさることながら、私・館長牧野と生島首席学芸員が餌箱(レコード点にある陳列箱です)に喰い付いて離れなかったためです。まだ店舗に並べられていないストックが何と50万枚。そのレコード盤に、三共無線の歴史が詰まっていたのです。そして、東北版温故知新の旅の最後は、歴史館メンバー3人による個人的買い物でした。
そう、そうなのだった、、番組冒頭から、このおっさんたちが数々のものを買ったことの自慢話だったのだった!(なんとうらやまし~)
生島氏は、昨日からずっと私を見ていているラジカセがあって、何か取りつかれた感じがあって、ふと気が付けば購入してました、これからはこいつといっしょに暮らしますとか、気が付いたら大昔のアイドルEP盤を大量購入していましたよ~と激白(大爆笑)。(なんとうらやまし~)
一方、牧野氏も、探していたアイドルEPを多数購入したと報告、、さらには、ここでないと見つからない珍品を多数発掘、確保したとのこと、、
まさにオディオ考古学の発掘調査ではないか!?
さて、今回は、同店の小林専務がゲストだったのだけど、まあ、30年以上かけて、昔なじみのお客さんとの交流から、天文学的な数の往年の名器やレコードが集まったことなど、実にいい話も聞けた、、
面白かったのは、牧野さんが持参した録音器かなんかのメーターがまったくうごかなったのだけど、同店で取り出したら、びんびんに行きかえったという話、、いやあ、、スピリチャルですなあ、、
話は変わるが牧野さんなんだけど、実は、この方、数年前まで今なき雑誌「クラッシックジャーナル」誌に「アナログな日々・ときどきモバイル」(だったか、、)と題した記事を書かれていました。
内容は、牧野さんが70年代の隠れたアンプやスピーカー、最近のものでまったく話題にならなかったけれど、実は本当に音がよかった器機を氏の実体験から書いていくというもので、あたしはとても好きだった、、
その後、単行本も発売され、実は2冊購入していて、今でも時々読んでます。牧野さんがシガーバーで葉巻をくゆらせ、音質改善を行ったモバイルオーディオでヘッドフォン音楽を楽しむというくだりは、実にかっこいいなあと思った(笑)。
さて、メータ復活の話にもどるけど、あたしも、オディオの音の最終調整に「念力」だ!と確信するものだから、そういうこともあるだろうと思う、
それに岩手県はイーハートヴであって宮沢賢治先生的、不思議な見えない力が充満しているところだから、そんなこともふつ~にあるだろうと確信する、、
ところで、お店で見つけた大昔のミュージックテープをオーレックスのADRESS付の完動美品のカセットデッキで聞かせてくれて、とても良い音だったのだけど、
このミュージックカセットはADRESS処理がされていたのかどうか説明がなかったので、知りたいところです。実際、ADRESS IN仕様のミュージックテープがあったのだろうか、、それとも放送ではノイズリダクションは全く通さず流したのだろうか、、
音は中低域が豊かであつみがあって、うちのBOSEでは、すこしだけボーカルが引っ込むような感じがあったけれど、とても聞きやすくて、カセットなかなか良いなあと思った、、
そんなこんなで、実に楽しいお話と大昔の珍盤紹介の1時間でありました。
あたしも一度だけ岩手・盛岡に行ったことがあって、2年ほど前のこの馬鹿ブログに印象を書きました。やはり、花巻空港に降りたとたん、九州とは全く違う「気」みたいなものを感じたなあ、、
街中から見える岩手山(だったか盛岡山だった)は実に神秘的で美しかったなあ、、
さて、牧野茂雄さん、生島昇さん、その他ゲストのみなさま大変ご苦労様でした。九州から三共無線には簡単にはいけないけれど、いつか行ってみたいと強く思いました(笑)。
あっ、そうかHPもあるし通販もできるっていうから、こちらでなんとか我慢しよう(遠いところの人は)
いやあ、面白かった、大笑いしました、昔の機械も捨てたものではありませんね。そ~いうあたしも、先週からアキュのC-240っていう大昔のプリを使って、その音に参っているのであった、、
さて、この番組、次回も絶対聞く! だっておもしろいもん! 牧野さん、生島さんはじめスタッフのみなさんには、さらに気合いれて、これからもがんばってほしい!