下からつづく===
あたしも天体望遠鏡とか大好きだから(実は双眼天体望遠鏡を買おうといま画策しているのだけど)、レンズが良くなるとものが良く見えることは実感として分かるのですよ、、
たとえば、ふつうのアクロマートレンズがアポクロマートになって、なんからさらに蛍なんとかになって、とかレンズというかガラスの質が良くなると、被写体の移り具合が、どんどん精緻に滑らかになって、今まで見えなかった部分まで、全体と調和しながら現れてくるっていうことがあるでしょう。
今のインフラノイズの音っていうのが、最高級のレンズで被写体を撮ったらこんなふうになるだろうっていうのが、全くわからん人にはわからんだろうが、実感なのです(笑)。
でも、今まで全くこんな感じの音ではなかったのに、、つまり音が変わってしまった。
レンズの例えと全く同じになるけど、ともかく、ひとつひとつの音のピントが極限まで合って、極微で極美、だけど粒子感というのではなくて、滑らか、ともかく静かで滑らか、、なんでだろうリベラメンテで全部が接続されたに違いないと思うだけど、クロックの効果がやっと本当に出てきたのではないかとも感じる、、
で、そういう音でね、音楽が立ち現われたと想像してごらん!
サウンドステージは広くて、奥までぐっと引っ込む感じ、、こういう音場はうちでは初めてのものだわ~といって思わずSPの間に頭を突っ込みたくなってしまうのね(笑)。
で、鳴らしたよラフマニノフのピアノ協奏曲2番、アシュケナージでハインティングがACOで伴奏を付けているやつね。
ああああっ、ACOの音がいいのお、、、だって今までこんな音ぢゃなかった。誓ってもいい! こんな音は出なかった! 弦のしたたるような音がもう美しい。たしかに前にぐんぐん出てくる音ではないんだけど、突き抜けた上品さですね、こりゃ、、、
強烈なオケのフォルテも全く破たんしなくて美しい、本当にきれいなの、、、
で、鳴らした吉松隆の弦楽集を、、あああっ、やっぱりいままで聞こえてなかった音が、それこそ幽玄に立ち現われてきて、そうして全体と溶け合って、それはそれは、まるで初めて聞くような音で、この極美の音楽が聞けた、、、
ともかくクラッシックが良いですね、、、
こんなことを言うのは、よくないんだろうけど、あのFALのSPでクラッシックを聞いているとき、風のように音楽が吹いてくるでしょ、あの感じをほうふつとさせるのですよ、、、
で、聞いた セルのブラームス、それも4番の最終楽章を、、、
良かった、、無味乾燥した音ではなかった、、でも機械仕掛けみたいなブラームスだった、、これはこれでよかった、、
そんなこんなで、忙しいんだけど、夜な夜な音楽を聴いている、、
一体何がどうしたんだろう、、dcsでもアキュでもこれだけの音は出なかったですよ、、、
もう一回言いますけど、dcsのエルガーでもこんな音は出なかった。
聞いているうちに、インフラノイズのA社長が出したかった音が、うちで出ている感じがするんです、、、