来た! 聴いた! おどろき とろける~っ!
それは、EAR912プリアンプのことだった、、
ついの、そのプリはあたしんちに到着した。まあ、いろいろあっての来た訳なので、あたしの音もだちが、やっこらせと抱えてもって来てくれたのだった。
ん~無骨でチープなたたづまいだけを見ていると、これが本当にアキュの最新プリよりも高いのかしらんと、思わず首をかしげる。やっぱりなんとも、とほほなみかけではある(笑)。
んじゃ、接続しましょ、と音もだちが、どんどん接続してくれる。ともかくサンバレーのDACのRCA出力、こちらをリベラメンテケーブルでもって、912の入力に接続する。先ずはCDの音を聞いてみようという訳であります。
912からファーストワットへ、こちらもリベラメンテで接続する。SP側のセッティングは現状のまま、、
んで、その辺においてある、耳タコCDをかけてみる、、まずはクラッシックだよね、、
音がでる、、、
わ~なんじゃこら、、CD間違えていれたの!? いやいや、間違いない音楽は一緒だけど、音が、、音があまりにもちがうっ!
ちがうってば!?
と思わずあたしはさけんだ!
だってね~。もう、ものすご~く美しいのです。艶、コク、輝き、ひらめき、、すべてすばらしい! しかも音全体が優美というか、、ん~文章だとむずかし~な、、
しかしながら、エネルギー感も十分で、C240よりも低音には力がある、、
そう、音全体の感触が、他のプリとは全く違う、、感触がやわらかい、、なめらか、、響が生き物のようです、、有機的といったらよいのか、、
これは、今まで聞いたプリとは全く違う、、絶句するほどすばらしい、、
ああ、とろける~っ、、楽器の音の芯ははっきりしているのだけど、やっぱり全体の感触が、もうなんというか気持ちいいのです、、、
ヤンラングレンのピアノとか聞いてると、脳みそがとろけそうな感じの音なんです、、
そうして、一番すごいと思うのは、そういう独特の美音の世界の中で、演奏の起伏というか、演奏家の思いとか、感情の波というのが
他のプリでは感じられなかった、そういうサムシングががんがん伝わってきますねえ、、
すごい! もう一聴しただけで、FALのなり方が違う! もうまったく違う、、 プリを入れただけで、全体の音が変わっているってありえますか? でも、現実にそれが眼前で起こっている!
B&W802SDとは違うなり方なんだけれども、FALなりにB&Wを超えたようななり方! なんとも文章では伝えにくいのだけど、、
いっしょに聞いていた音もだちを口をあんぐり、絶句、、悶絶中なのであった、、
音そのものがともかく気持ち良いのです、、エンドルフィンがどばどば出るような感じ、、
アキュ、マッキンその他多くのプリをうちでは使ってきたけれど、これほど「音楽性」の高いプリは、もうまったく初めての経験、、
アキュのC-3800でさえ、こんなに激しい感動は与えてくれなかった、、ううううむ、、、なんなんだこのプリは!
冷静に、冷静にと自分に言うのだけど、、いあ、これは、はげしく気持ちを高揚させるアンプである!
EAR912、、 何ものなんだ!? このチープなアウトフィットとまさに異次元美音のインバランスはすごすぎるぞっ!
次回はもっと冷静に、、レポートしたい。待て次号!