昨日は親戚の結婚式だった。で、余興に今大流行の星野源の「恋ダンス」が2回も披露されて、場内は大盛り上がりになっのだけど、、しかし、まあ、星野源本人と彼の作る音楽が今大ブレークしていて、ちょっと社会現象になっておりますね。
実はあたしは星野源の音楽がとても好きで、、恋ダンス他がブレ―クするちょっと前、今年の夏ごろから、ひとつ前のヒット曲「SUN」をちらっと聞いて、これはもしかしたら、ものすごく音楽性が高い作品かもしれないと感じて、よ~く聞いてみたら、確かにそうだったので、それ以来、彼の過去のCDをあつめて聞き始めたのでした。
「SUN」という曲がきっかけだったのだけど、、この作品の中には、いろんな音楽的要素が実にうまくつまってるなあ~と思ったのでした。
そこには、日本的な旋律、70年代にはやったブラック(ファンク)ミュージック、YMO、テクノポップ、、複雑なジャズコード、、が実にうまく融合されて、その上に星野源のちょっとウマヘタだけども哀愁のあるボーカルが乗っかる、、。ちょっと聞きには、たのし~ポップ音楽なのだけど、いやいやあたしらみたいにむっかしからいろんな音楽を聞いて、楽器もやってるすれっからしの音楽おやじの耳には、ものすごく高度な音楽性で作られた曲だったことがわかる、、わかるよ~源ちゃんなのであります、、
あまりにいい曲なので、何回か聞いていたら、どうもなんというかYMOの音がする、、で、調べてみたら、源ちゃんは、やはり細野晴臣氏の音楽に相当影響されていたみたいで、メジャーデビューのきっかけにも細野さんが関係していたようである(これは不確実だけど)、、
で、いろいろと彼の過去のヒット作品をYOUTUBEなどで確かめていきました。
で、SUN以上に良いなあと思ったのが、2012年の作品 「夢の外へ」だったのでした。
これは、全体としては、踊るための曲、、もうなんだかこの曲を聞いていると無性に踊りたくなるような、すばらしい作品。ふるっているのが、イントロ。もうデビッドボーイの「レッツダンス!」のイントロのもろパクリぢゃないか!? おじさんの耳にはしっかりわかるよ! そうしてイントロ直後のブレークのコード! なんというコードなのかもわからんけれど、かっくい~よ~源ちゃん、、なのである、、
音楽は裏うちのリズム、ワルツ、そうしてゆっくりと3つ緩急部分が実にうまく融合されていて、もう、ダンサーにとってはたまらない音楽ではないか、、そうして、実に美しくからむ、弦楽、、リズムとストリングスが実に精妙にからみあって、だんだんと世界が広がっていくような感じになってしまう、く~ったまらん!
この曲のPVがさらにすごい、、音楽だけで感じた上のようなイメージを、、映像でつくりこんでおりますね。
興味のある人はYOUTUBEで見てほしいのだけど、ちょっとふとめのサラリーマン風のダンサーの方のダンスがすごい! この人は天才だ!と思う。この曲を聞きながら、このダンスを見ていると、もうなんだかしらないけれど踊りたくなってしまう! 挙句の果てには元気になってしまう! そ、そんな音楽はどのジャンルを探しても、あたしにはそんなになかったなあ、、、本当にひさしぶりに高校生みたく感動・感激しているのであります。