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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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HDリマスターの効果に驚く! 「これだ! オーディオ術」

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結構頭がぼさぼさになって、貧相な顔がもっと貧相に見えるよ~って同居人のおばさんが冷たく言い放ったので、昨日はちょっと早めに仕事を終えて、散髪に行ってきました。

 

あたしの場合は、散髪は千円バーバー。カットだけちゃちゃっとやってもらって、はい千円ですっていうのが好き、、、

 

で、すっきりして、早めにシャワー入って、頭をあらって、さらにすきってとして散髪を終えて、いよいよ苦み走ったしぶい中年のおっさんになったぜ~、どんなもんだとおばさんに言うと、、あんまり変わんないねえ、貧相だね~と笑う、

 

けっ、けっとかいいながら、お友達からもらった、どぶろくの上澄の一番おいしいところをなめながら、イギリスの刑事ドラマを見ていると、そのうち夕ご飯になる、、、そうして、もうすぐ8時、いっけないマエストロ村井の「これだ!オーディオ術」の時間です! 

 

今週から、「HD リマスター特集」なのだった!

アップサンプリングの良否について、実感を交えて大分前にこのブログでも書いたことがありました。そのときの結論としては、アップサンプリングはせず、オリジナルのフォーマットで再生するのがベストということになったのでしたが、、

 

(ゲストのみなさんとマエストロ)

 

 

このeilex HD Remasterという技術は、、あたしの感じたようなサンプリングの欠点みたいなところを、すべて新技術で乗り越えて、もう本当に生の自然な音の再生をアップサンプリングで実現するというものらしいです。詳しくはHPへ→

 http://musicbird.jp/programs/koreda-audio2/

 

本日の曲リストはこちら:

出演:村井裕弥 ※アイレックス・HDリマスター特集- 
時の過ぎゆくままに(Fo)井筒香奈江SCHOP RECORDSSR-001
時の過ぎゆくままに(192kHz32bit)井筒香奈江SCHOP RECORDS
バッハ/小フーガ(Fo)LYNXCOMPOZILACJC-3001
バッハ/小フーガ(192kHz32bit)LYNXCOMPOZILA
モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲(Fo)LYNXCOMPOZILACJC-3001
モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲(192kHz32bit)LYNXCOMPOZILA
ど根性でヤンス(Fo)矢堀孝一(G)、八木敬之(Sax)COMPOZILASUB-1009
ど根性でヤンス(192kHz32bit)矢堀孝一(G)、八木敬之(Sax)COMPOZILA
天才バカボン(Fo)矢堀孝一(G)、菅沼孝三(Dr)COMPOZILASUB-1009
天才バカボン(192kHz32bit)矢堀孝一(G)、菅沼孝三(Dr)COMPOZILA
ドヴォルジャーク/交響曲第9番ホ短調Op95「新世界より」第4楽章(192kHz32bit)マリン・オールソップ指揮ボルティモア交響楽団NAXOS

 

リストにある通り、はじめの1分ほど、196K 24ビットの音。次にHDリマスターで処理したもので聞かせてくれたのだけど、、いやあ!これはもう本当にまったく違う録音でしょというしかないぐらいの違いなのでした! 

 

昨晩もソニーのAV用ヘッドフォンで聞いていたのだけど、、あたしの感想としては、オリジナルの196K 24ビットでも全然悪くない。むしろすごく良い。で、これがHDリマスター処理をかけると、、先ず倍音がぐ~んと広がってような感じで、楽器とか声がふわつと自然に、空気をともなって聞こえてくるからおどろいた!

 

フルートアンザンブルは、HD処理前は、フルートとフルートの音がぶつかりあうとき、なにかこう金属的な音がしていて、うまく溶け合ってないなあというふうに聞こえ方でしたが、、 HD処理をした後の音は、倍音がふわ~っと伸びて、空気感が濃くなって、そうして、さきほど気になっていたフルートの金属音が、まろやかな響になって、音と音がぶつかっているというよりも、非常にうまく響きあって聞こえる、、そうして、音楽全体が実にまろやかで豊かに聞こえる、、

 

後半にかかった、アニメジャズについても、同様の音の改善、、

最後にかかったドボルザークもとてもよかったけれど、オケの音を他にもたくさん聞きたかったところでした。

 

番組ゲストの、この技術を開発したeilex社の朝日社長が、マエストロの村井の質問を受けて、HDリマスターの説明をしてくれたのだけど、、、あたし的には次のように理解した:

 

今までのアップサンプリングていうのは、ただ単に信号を拡大するだけど、べ~っと伸ばしただけで、全体としては、あちこちに穴というか空洞というか、そ~いうのがあって、ちょっと聞きにはいいけれど、よく聞くとなんかちがうよな~と感じてします。それはなぜかというと、自然に発生する音(音楽)がどういうふうに構造化されて、人間の耳に聞こえるのかという、その辺の解析をまったく行わず、そしてそれに基づいた技術開発をせず、、ただ単に機械的にアップサンプリングしていために、「不自然」な再生音になってしまう。

 

しかし、HDリマスターっていうのは、自然の音がどのように構成されるのかっていうのを徹底的に研究して、アップサンプリングする際に、ソースの音を自然の音に近くなるように開発したアルゴリズムをかましてやることで、今までのアップサンプリングではまったく不可能だった、「実に自然な音」の再生を可能にした、、

 

ということ、、、みたいなんだった。(詳しくは同社のHPへ)

 

朝日社長は、なにしろ自然な音になるようにがんばったということだったのだけど、確かに本当に、生で聞いているような音になるなあ、、ソニーのAVヘッドフォンでも、これだけの効果が確認できるのだから、質の良いシステムで聞いたら、とんでもないことになるかもしれない!とあたしは、一連の音質改善効果を耳にしてちょっとおののいた、、

 

マエストロ村井も、あたしと同じように、HD処理した音の改善にすこぶる感心されおる模様、、、

 

しかしながら、このHD処理。単にファイルをソフトにぽ~んと入れて、しばらく待つと処理完了、、という単純なものではなくて、処理については、耳の良い人間(トーンマイスターっていうんですかね)がかかわらなくては良い結果が得られないという説明、、

 

ううむ、このHDリマスターというのは、実態としてど~いうものなのかイメージがあんまりわかない、、

 

たぶんソフトウェアであって、ハイスペックのPCにインストールして使いますという感じでしょうが、、この技術、結局のところプロの方しか使えないのか(つまりお値段も個人ユーザーには手が届かないものなのか)、あるいは、個人のオーディオファンも使えて、手持ちのCDをHDリマスター処理できるものなにか、、、そこのところが非常に気になるところであります。

 

だいぶ前にマクセルからおなじような音質改善アルゴリズムを使ったヘッドフォンシステムでVraisonというのがあって、その器機がご縁で酒仙坊先輩と知りあうことになったのだけど(笑)。いつの間にかこのアイテム消えてしまったなあ(うちにはまだあるけれど)、

 

HDリマスター 手ごろな価格で購入できるのだったら、これは是非使いたいなあ、、と激しく思っている、、

 

来週の放送もHRリマスター特集の続き、聞かなくては!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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