昨日は午後から街で研修でした。
場所は熊本市で一番大きい「鶴屋デパート」の上の会議室だったのだけど、まあ仕事のことはど~でもいいだけど、実は、このデーパート内に高級オディオ器機を配したリスニングルームがあるっていうことを前々から聞いていて、いつか行ってみなくてはと思ったいたのでした。
詳しくはこちら → https://www.tsuruya-dept.co.jp/classicsalon/index.html
で、今回いよいよ探索してみることにした。先ずネットで調べてみると、、なんと防音対策を完璧に施した40畳余のリスニングルームであって、メインSPがタンノイ ウエストミンスターロイヤル/GRというもの、、アンプも真空管らしい、、
で、ちょっと早めに出かけて、「鶴屋デパート」へ。受付で実はこ~いうこと聞いたんだけど、こ~いうのがありますかあ? 受付のおねいさんに聞くと、、あ~ありますよ、こちらでございます、、試聴もできますか?と聞くと、、はい毎日できますよ、、とのことだったので、、急いで3階へ、、、
ちょっとわかりにくい場所ではあるが、おお!確かに「クラッシックサロン」があるではないか! 担当の方に、試聴できますか?と聞くと、どうぞどうぞと中へ通してくれた、、
おお! おお!確かに40畳余! 詳しくは同デパートのHPにあたってほしいのだけど、、そうして正面にど~んとタンノイです!
器機は、こちらも詳しくはHPにあたってほしいのだけど、ぱっと目につくところではマランツの#7、ラックスマンのCDPとかが置いてありますね、、パワーアンプは「オーディオスペースリファレンス」とかいうものらしいがあたしは初めてみた。一見EARではないかと思ったが、、
さて、音源はCDでショルティがVPOを指揮して1958年に録音したデッカ盤でベートベンの5番と7番でした、、
音は総じてよかった、、
音量は控えめで、中音量よりちょっと低いという感じだったけれど、タンノイの威力なのか、、下から上までちゃんと出ていて、この音量だとリスナーを圧倒することもなく、しかし、きちんと音楽は楽しめるレベル、、これはなかなか絶妙な音量設定ですな、、
玉で鳴らしたタンノイの大型SPの音は基本的にこんな感じなのかっていうのがなんとなくわかった、、
ショルティVPO盤って、結構昔の録音なので、なんともこのシステムの音はどうだって言えないのだけど、、弦の音のややハイ上がりだけれども、なんとも言えないちりめん感とか、、管楽器の音の響の美しさとかはもう絶品であったなあ、、(VPOがいいのかな)。
しかし、やはり古い盤のためか、すこし音全体が固まって聞こえるようなときがあった、、もっと最近のいい録音の盤(例えばSACDとか)を鳴らせば、このシステムの本来の美質がもっと分かったかもしれない、、
そしておお!絶対にここのシステムで言っておかなくてはならないのは、ここには例の仏製「トレノフ」の音場調整器機が導入してあって、この部屋ぴったりの音場調整が施されていることである!
HP上の器機紹介に写っていないけれど、あたしはこの目でしっかりみた。トレノフのセッティングをどうしているのか知りたかったけれど、、ノーマルとかパシジョンとか音質を好みで変えらるので、、
ショルティの大昔の盤が、結構気持ちよく聞けたのは、やはりトレノフの力がおおきいのかもしれない、、でも、だからこそ、もっと録音の良い盤で聞かせてもらいたいなあ
それにしても、あたしはウエストミンスターって初めて見た・聞いたけれど、、やっぱりいいなあタンノイ、、これがあるだけで、なんというか落ち着いて、ちょっと上品になった気がするではないか(笑)。
実はうちにも、タンノイのスターリングGRがあって、眼前のSPの遠い親戚みたいなものだけけれども、今はサブで使っているのだけど、いあや、こういうの見せられたら、いよいよ、スターリングも気合入れて鳴らしてみよっかと思うじゃないか! ウエスギのアンプもあるし、ラックスマンのD-500もあるし、、FALのSPとあわせて鳴らしてみよっと!
クラシックサロンの音を聞きたい人は、HPで確かめて行ってみてください。ちなみに鶴屋は火曜日は休みですから、、
ここでしばしクラッシック聞いて、その後は、カフェジャレットのJBLでジャズでコーヒーっていう流れは、つまらないおっさんの人生のちょっとした楽しみになりましたね(笑)。
*鶴屋からCジャレットまでは歩いて5~6分、、