連休も後半になったってテレビで言ってたけれど、じょうだんじゃない、あたしは仕事が立て込んでいて、やっと連休はじまりましたからね! とういうことで、いろいろやった!
先ずは、アナログ関連です。
カートリッジを変えてあまりにもアナログの音がよくなったので、調子にのって、いよいよしまいこんでいたノッティンガムのプレイヤーをも一かいセッティングすることにしました。
ラックの一番上にCECのトラポが置いてあったのだけど、こいつを下の段に移して、CDが若干かけにくくなったけれど、最上段にノッティンガムを設置します。
で、まあてきと~にセッティングして、EAR912に接続します。このプリにはアナログ入力が2系統あるので、すでのラックスマンのプレイヤーに1系統接続してあるからPHONO2とつなぎます。
で、音は出してみます。お~無事鳴る鳴る、、では、とシュアーの針圧系とか定規水準器とか、いろいろ必要アイテムを出してきてちょっと気合入れて調整にはいります。
カートリッジはフェーズメンションのPー3。針圧は2G、インピーダンスは4オーム。EAR912側にインピーダンスは一番近い6オームに設定、、、で、鳴らしてみます。
おお!なんじゃこのパワーは!
EAR912にはアナログに限って、入力ゲインが3段階変えられるようなっていて、SPUだとミッドレベルで良かったのだけど、Pー3だと入力が強すぎれ、メータがビンビンに触れまくる。これはやばいとローレベルに切り替えるとちょうど良い塩梅になった、、
ん~なんじゃこれ、C-280Vで聞いてたときは、こんなにエネルギーなかったぞ~、、じゃやっぱりEAR912のフォノイコがまったく違う作りということですね。
で、いろいろ耳タコのLPをかけてみる、、あらら、いいわ、、今まで、こんなに弦の音がしっとり、しっかり、ピントがあって聞こえたことはなかったなあ、、
アンプもあったまってくると、さらに、良くなってくる、、この前にも書いたベームとVPOの「ワーグナー管弦楽曲集」、、あらら、もちろんSPUとは違う音調です。SPUに比べて、もっとナチュラルな音というか、でも、情報量はものすごい!
ん~、、こうやってノッティンガムとP-3で聞いていると、SPUの音はいささか演出入ってるなあという感じがします。いや、もちろんいい意味でなんだけど、SPUだと高域のきらめきとか艶とかコクというのがあるんだけど、P-3だとそういうところはなくて木目的というか、自然に音が出てくるという感じがあります。もちろんプレイヤーも違うということはあるけれど、、
それにしても、あらためて驚いたのはEAR912のフォノイコの音の良さですね、、
SPUでもフェーズメンションでも、、独特の有機的でちょっと官能的な音調に仕立てて出してくる、、これは、いいです(笑)。演出か?とも思えますが、この演出ならいつでもOKと思わせるほどの、音の練り上げ、、
アナログの音がこれだけいいんだと、このプリで鳴らしてみて、やっとわかったな~という感じです。