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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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連休中間報告④ センモニふたたび!

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うちのメインアンプのFirstwatt SIT-1っていうのは、実にいい音するんだけど、、これが熱くなる、、シャーシがチンチンいうぐらい熱くなるんですよ。いや、熱いぐらいがアンプはいいって言いますが、ものには限度っていうものが、、いや何、んじゃ、シャーシで目玉焼きができるのかい?そんなに熱くなっちゃアンプが燃えちまう、、

 

それほどじゃないにしても、熱くなる、、んだから、勢いあつい昼は2階のサブシステムで、もう受け身です、受け身でMバードのチャンネルを、カチャカチャ変えながら、興に任せて音楽を聞くっていうのが、まあ、これもたのしい~。

 

で、2階のハーベスコンパクト7で、Mバードでジャズを聞いていた。

 

たしかに、いい音です。いい音なんです。

 

こうなんていうか、実にうまく丸まった、、刺激のない、実に自然で、しかも上から下まで十分音が出ていて、いうことないです。いやほんと。でもね、ほら、あたしらオディオ馬鹿だから、あれれ、ちょっとジャズだと違うよな~この音、もちっと固くないとな、んでもってベースがもちっと足りないな~なんて思い出したらたまらない、ぢゃど~するっていうことになる、、

 

んと~んと~、そうだ連休だし時間あるから、部屋のそうじのついでに、下で家具あつかいになっているセンモニを2階にひっぱりあげて鳴らしましょ、ていうことになったのでした。

 

とうことで、この後、片付けとセンモニ移動で半日(笑)、、

 

な~んとかハーベスをどけて、センモニをセッティング。このSPのセッティングでわすれちゃいけないのは、SPベース。うちでは、TAOCの鋼鉄のベースをはかせます。こうしないと低音が出ない。

 

アンプは、アキュのC240とP260。このコンビにセンモニなんだから、黄金の70年代後半の音になる訳だ(笑)。Mバードのデジタル出力をサンババレーの真空管DACで受けて、C240にアナログ出力という流れ。

 

音はどうか? これがね、、いや~予想通り、ハーベスにはなかった、いい感じのエッジ感。ウーファーは、やっぱり30CMですね。量感十分。そして、ベリリウムツィターから出るピアノの音はやっぱり絶品! しかも、アキュの昔プリ・パワーとの相性が抜群でまさにお見事! 小音量でも実に豊かな音。これこそ 70年代後半の黄金トリオという感じでしょうか、、

 

(んな感じでセッティング)

 

もちろん音のスピード、透明感なんてものは、現代器機=特にアキュなんかの今と昔の音の違いは圧倒的なんだけど=の方がいいんだけど、、いや~この音聞いて、ビールとか飲んでいると、もうこれで十分だなあって思いますよ~(笑)。

 

それにしても、このヤマハのセンモニに、ちょうど1年前、地震の後、近くのリサイクルショップでご縁があって、うちに来て、オディオど~しよ~と思っいた、あたしを助けてくれました、、あのあと、しまいこんで、ほとんど家具扱いになっていたんだけど、1年ぶりに鳴らしてみて、まったく変わらず雑音もせず、実にいい音で鳴ったので、感激なんであります! 

 

YAMAHA NSー1000M。

 

もう40年以上の前の製品だけど、今も燦然と輝いています! あたしとご縁があったこの個体の前のオーナーさんの扱いがよかったのだと思うのだけど、雑音もなく、クリアーで豊かな音を今でも鳴らすこのSPは、冷静に考えると驚異的ですよね。

 

内部のネットワークのパーツがほとんどへたっていないってことだし、ボデイは擦り傷はたくさんあるけれど、やっぱり強固なウッドのフィニッシュは、こりゃも~職人芸であって、楽器を作ってるヤマハだからこそ可能だったのだと思います。

 

この調子だと、あと10年、20年は鳴るんぢゃないかな、、本当に本当にセンモニは日本が誇る奇跡のSPなのかもしれません、、

 

いや~ほんとにいいですよセンモニ、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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