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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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連休中間報告③ テクニクスSL-1200を入手!

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時系列はめちゃくちゃなんだけど、先週の日曜は、うちの会社の同僚の結婚式でした。お昼過ぎには終わったので、ま~運転だし、酒も飲めなかったので、帰宅途中最近できたHO店によりました。で、オディオコーナーをぶらぶら、、

 

そしたらねっ! そいつがあたしを待っていた! 

探していたテクニクスのSL-1200がね。しかもMK3タイプぢゃないか! お値段も、こなれて2万ちょっと、、ご祝儀くすねて(ぢゃないけど)、なんとかなる価格、、ん~ど~しょうかな、、

 

2階サブシステム部屋のアナログは、友達からもらったテクニクスがあるんだけど、やっぱりちょっとものたりない、ど~してもちょっといいのがほし~。気軽にジャズのLPとか聞くんだったら、やっぱりSL-1200がいいなと思っていたのでした。で、いつかHO店とかで見つけたら、迷うことなくゲットしよ~とだいぶ前からこころに誓っていたのでした。

 

で、ありました! しっかし~しっかし~、その横にケンウッドのKPなんとかいう実に美麗な、ウッド仕上げの、しかもアームとかも美しい、もうすべて美麗なプレイヤーがありました、、しかもお値段はほとんど一緒、、あたしは、激しくまよった。

 

見た目は、ど~みてもケンウッドの一人勝ち! テクニクスは一人負け! テクニクスってば、もう見かけはチープなんですよね、、ど~みてもケンウッドの方が音がよさそ~。 しかし、あたしは、この時、ある過去の会話を思い出した。

 

数年前、アナログほし~な~となじみの東京のオディオ店に電話、担当の方にいろいろ聞いたのでした。で、あたしが、その頃、新品でリリースされたD社のプレイヤーはどうでしょうか?とか聞いたら、店員さんは、

 

「D社は新品で見た目もいいけれど、同じお金を出すんだったら、中古のSL-1200が絶対いいと思います」。

 

との見解。

 

その理由は、同機はベストセラーで30年以上も製造されて、もののつくりが半端ぢゃないぐらしっかりしている。そのことは、この機種がDJのメインアイテムとして使われているが証明されている。ヘビーデューティで使っても、ものともしない堅牢さはSL-1200ならでは。音も良い! 気軽の良い音でアナログを末永く楽しむのだったら、むしろテクニクスを勧める==とのことでした。

 

な~るほどな~とか思いましたが、結局そのお店からノッティンガムを中古で仕入れて、その後、大変な思いをしたのでしたが(笑)。

 

で、あたしは、2台のプレイヤーを見比べながら、そのことを思い出していた。

さて、今回の目的はサブ部屋で気軽に、ある程度の音でジャズのLPを聞きたいということ、、で、あれば、まあみかけよりも頑丈さが優先か、、

 

SL-1200は調整が実に簡単。針圧も、アームの高さ調整も、それはそれは簡便にできるように作ってある。一方、横にあるケンウッドのプレイヤーはアームも実に凝ってあって、気合入れてて調整が必要な感じ、、気合入れての調整はノッティンガムがいつも要求するからなあ、、

 

今回の目的から言えば、断トツ1200なんだけど、やっぱり見た目がね~

 

 

しかし、ジャズって見た目がちょっとぐらい悪い方が、いいぢゃないか、、しかも、なにしろ頑丈で壊れないっていうのが、とても良い。実はだいぶ前に買ったTORIOのプレイヤーが実家においてあるのだけど、モータがいかれてて、ある日、グレン・グルードのベートベンの盤とか聞いていて、いつもなら超スローテンポのグールドがえらく早く引き出したかと思った、超高速になったもんだから、な、なんだと思ってみたらターンテーブルがギンギンにハイスピードで回ったいたという(笑)。

 

んなことがあって、見かけはよくても、すぐ壊れるのはたまらんなあと、、見かけはちょっと我慢して、あたして的に総合的に判断して、SL-1200MK3カートリッジ無しを購入したのでした。めでたし!

 

で、帰宅して、セッティングしてDL-103を付けたのだけど、あらら、やっぱり、ウエィトが軽すぎて、バランスが取れない。ど~しょうと思い出したのが、友達からもらったプレイヤー。このプレイヤーだとDL-103とバランスがとれたのでもしやと思い、こっちのウエィトを外して、SL-1200付属の重りと交換したら、あららバランス会いました(笑)。

 

ふたつのウエィトを比較してみると、なるほど友達プレイヤーの重しの方が少し大きい、、なんで、このウエィトだったんだろうかなんてちょっと考えながらも、まったく問題なく、ウエィトの交換ができたのも、同じテクニクスの機械だからだなあと、やっぱりこっちのプレイヤーにして良かったなあと思いました。

 

さて、DL103を装着、あっという間に調整を済ませて、アキュC240のフォノイコに接続します。やっぱりこのカートリッジとプリは70年代の設計ということもあって、実にいい感じで鳴りました(SPはNS-1000Mね)。太くて、いい感じのゆるさでもって、ブルーノートの盤とか聞くと、あ~いいなあ、この音調だよな~と思わせてくれる、、

 

SL-1200は、この前復刻されて、あっという間に売り切れたらしいけれど、やっぱり根強いファンがいるんだなあ、、そういえば、オーディオ歴史館の生島さんも新しい1200を買ったと言ってましたね(笑)。

 

でも、あたしは、このSLー1200MK3で十分。こいつと、70年代のアキュのプリ・メイン、そうしてヤマハのセンモニで聞くジャズは、、適度にエッジがあって、いい感じにゆるくて、、ふとくて、、いいですな~、、

 

それにしても、あのケンウッドのプレイヤーはきれいだったな~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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