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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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SATRI AMP-KUMAMOTO 音の良さのひみつ、、 

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永井さんにAMP-KUMAMOTOの音いいですね~とかメール送ったら、音の良さの秘密について、非常にテクニカルに解説をいただきましたので、添付しますね。文系のあたしには、にわかによくわからないけれど、理系の君なら大丈夫さっ! 

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西野さん。

 

音が変わったのは、必然からです。

 

現在の弊社のアンプに使ってある電子部品にはリードが付いている部品はほとんど使っておりません。

これは、リードが付いている部品の製造が中止になっていたということもあります。

また、オーディオ用の半導体などもなくなってきました。

 

たとえば、30円くらいで買えていたオーディオ用のJ-FETなどは、USA製の代替品は$50もします。在庫がなくなれば、アンプが作れないという状態になってしまいました。

 

これには、本当に参ったのですが、発想を変えてリード部品からリードの無い表面実装部品へ、オーディオ用半導体から工業用やスイッチング用の半導体へ変えて、その特徴を最大限に生かす設計に変えることにしました。

 

表面実装部品は小型でリードが無いので、リードの材質の音への影響、リードのインダクタンスや部品やリードと基板の浮遊容量の影響などから逃れられます。

 

また、半導体はバイアスのかけ方を新しい回路を開発したので、スイッチング用の半導体が使えるようになりました。

 

そのために、半導体の内部抵抗が劇的に小さくなり、スピーカーを軽々と駆動するようになりました。

 

また、部品が小型になったために、プリント配線も短くなりインダクタンスやキャパシタンスも小さくなって、回路の精度が飛躍的に向上したのです。

 

また、楽器アンプや録音機材の開発で、多くのミュージシャンの方に聴いてもらったり、音楽を聴かせてもらったりしたことも大きかったです。

 

音を良くしようなどという大それた目標は無いので、ただ単に表面実装部品と工業用半導体の使用で精度が格段に向上しただけです。

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ということらしい、、う~む、、なにしろ音は良いのです。昨日も終日、オールドスターリングをこれで鳴らしていたけれど、実に良い音でオケがなりました。

 

ところで、SATRIの一等初期のアンプでモルフェウスというCDplayer一体型があってしばらく使ってなかったのだけど、最新型と初期型の音を比較してみましょうと、モルフェウスをひっぱりだしてきた。

 

(モルフェウスです、、)

 

先週末、新アンプに接続したネットワークplayerN-30とヤマハのNS10Mで鳴らしてみました。 

 

音は全く悪くない、、上から下まで十分に出ている。特筆すべきは音全体の柔らかさとあたたかさ、、

 

新アンプみたいに繊細な線で音をつむいでいくような感じではないけれど、もうすこし少し太い筆で練り上げていくような、むっちりした音、、あたしがはじめて聞いたSATRIの音はこんな感じ、

 

新アンプは、もっとこう、空気感とか存在感とかが感じられる、、モルフェウスはそこまで及ばない、、しかし、モルフェウスがもう20数年前のアンプであることを考えると、この音は大変に良いと思う。むしろ、こっちのむっちりした音が好みという方も多いと思う。

 

キャンデーズで言えばあたしの好みのす~ちゃんだ。だとすると、新アンプの音はらんちゃんか、、、いや、とりみだして、すまんすまん。ようするに好みの違いで選べばよいのでした。 とは言え、モルフェウスは現在ほとんど入手不可能、、

 

さて、上の永井さんの説明から考えると、つまり、、SATRIの回路の基本は変わらないのだけど、パーツの質や精度を上げていくことで高音質化が可能になっていくということ。だけども、このことはSATRI回路そのものの音が基本的によいからだとは言えないか、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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