今でも、ありありと思い出すよ、、中学生のころ、友達がソニーの大きなラジカセ(もちろんモノ)を買ったので、実にうらやましくて、音をよく聞かせてもらったものだった、しかし、1年もしないうちに故障(笑)。あたしも、今でも人気のあるBCLらラジオスカイセンサー5800を買ったのだけど、すぐにチューニングダイヤルが動かなくったので、お店にもっていったら、えらくすいませんと新品とズブ替えしてくれた(笑)。そっちの方は、まったくトラブルなしで、今でも元気にうごいている(笑)。
ということで、あたしとってソニーっていうのは有名だけども、内容はちょっとというネガティブ意識が植え付けられていて、オディオにはまってからも、SONY製品っていくら雑誌の批評が高くても購入しようなんてはなから思ってなかったのでした。
それがひょんなことからオーディオ道場経由で、HDDプレイヤーHAP-Z1ESがうちに来た。導入から3年ほどたったけれど、まったくトラブルなく動いております。音がすごく良いので、メインシステムの一部としているのだけど、あたしはCDとかアナログとかを聞くのことが多いので、ほんとにたまにしか使わないのだけど、いつ聞いても、柔らかくて、美しい音には魅了されてしまう、、
で、昨日久しぶりにメインシステムをHAP-Z1ESで鳴らしてみました。
というのは、やっと難しい仕事が終わって、と~っても疲れたので、CECのプレイヤーとかMYTEKのDACとかワードクロックとか、したくするのがもうめんどくさくなって、HDDプレイヤーだと電源入れて、立ち上がってしまえば、すぐ聞けるので、今日は君の出番ねということで指名したのでありました(笑)。
聞いたのは、CDからWAVでリッピングしたジュリーニが晩年VPOといれたブラームスの1番、、、
ああ、いいわ~。くわしくは、わからないが、このプレイヤーふつうのファイルをDSDレベルまでアップコンバートして再生するっていうことで、なにしろ、楽器の音がなめらかで、美しい、、つやつやなのであります。あっ、もちろんうちのEARプリの力もあるんだろうけど、なにしろ、そうだよこれがVPOの音だよなんて、本物を聞いたこともないのに、そう思ってしまうほど、きれい・美しい音に仕上がるのであります。
で、ふと思った。
PCの下にしきっぱなしで、最近出番のないインフラノイズのオーディオシート
「アリエナイザー」なんだが、これって、「使えばVPOの音が、ほんもののVPOの音になる」って言ってましたねえ、、で、今、かかっているのがVPOから、んじゃ、アリエナイザーをHDDプレイヤーに下にしいたら、今よりVPOの音になるのかしらんと、試してみようと、アリエナイザーをおもむろに、プレイヤーの底面の下に置いてみた。ただ置いただけですよ、、
あらら、、あらら、音がやっぱり相当変わる。
まずは音場がぐっと広がり、奥行き感が出る。そうして、HDDだけの音でも全く歪感はなかったのだけど、アリエナイザーを敷いたとたん、SNがさらにあがり、楽器の音のフォーカスがあって、歪感が全く払しょくされた。そして驚いたのは、低中域の量感がぐんとアップしたこと。
うちのシステムはやっぱり低域はちょっとあきらめないとか思っていたのだけど、ジャズをかけてみても、アリエナイザーを敷いた後では、アンプ変えたかと疑ってしまうほど、低中域のエネルギーが厚くなる、、こ、こりはいい!
ジュリーニの指揮するVPOの音がさらにグレードアップして、確かに生でVPO聞いたらこんな音だろうと思った。
しかし、まてまてまて、これはやっぱり生の音とは違う、だけど、あたしの頭の中のいい音と合致するということなのだろう。そ~いう意味では、オーディオで聞くいい音は、あたしのイメージするいい音の再現なんだろうと思う。おんなじようなことを五味康祐先生がどこかに書いてらしたなあ、、
それにしても、このSONYのHDDプレイヤー、アリエナイザーをしくと、音はさらにグレードアップされるとあたしは聞いた、、しばらくこのままで聞いてみる。楽だし(笑)。