年末なにげにテレビを観ていたら、井上陽水さんが自身の大ヒットアルバム「氷の世界」をリリースから40年以上がたった今、振り返って、リメークするっていう番組をやっていた。
「氷の世界」がリリースされた頃、あたしらは中学2年ぐらいだったか、、
親友のMが校庭そうじようの竹ぼうきをマイク代わりにひしともって、放課後、朝礼台に飛び乗って、まどのそとではリンゴ売り~声をからしてリンゴ売りとやりだしので、もうまわりの坊主頭の中ボ~たちは、もうバカ受け! したことをまざまざと思い出す!
Mのおねえちゃんが、その頃短大生で陽水とか聞いていたんで、我々もその影響を受けていたということでしょうね。もう、その頃もみんなは50を過ぎているから人生は面白い(笑)。
でもね、ちょうどその頃、ビートルズもぼちぼちと聞き始めていたあたしにとって、氷の世界は、ビートルズと比べても全く遜色なかった==と聞こえた。
ビートルズの何がすごいかというと、すべての曲が全く違う作品であって、そのクオリィテイが等しく高いということなんだけど、井上陽水のこの作品は、全く同じで、全編楽曲と編曲、演奏、録音ともにすごいと思った。
番組で曲を出演者が分析するという部分があったのだけど、音楽が流れるだけで、今聞いてもやっぱりすごいなあとあらためて思ったのでした。
当時最高のミュージシャンが集まって作ったのではなかったでしょうか。ちょっと前にこのアルバムの解説を目にすることがあって、その中にギター高中正義とクレジットされていたのではなかったかしらん。高中は、この10年後にギタリストとして大ブレークするのです。
もう一度聞いてみようと思った「氷の世界」、、 SACDとかもあるのかしらん。